万年筆がいま、ブームですよね。
万年筆がほしいなと思うとき、店舗で買うか、ネットで買うか迷いますよね。
その際、気にある点は、試し書きをせずに買って大丈夫か、ということ。
自分は普段、ペリカンのスーベレーンのM400を使用しているのですが、最近、モンブランの『マイスターシュテュック146』が気になっていました。
新しくモンブランを買う気はあまりなかったのですが、思い切ってモンブランの店舗に行って、試し書きさせてもらいました。
この記事では、実際に店舗で万年筆を試し書きした際の感想、試し書きの注意点についてまとめています。
もくじ(各リンクから移動できます)
実際に店舗で万年筆を試し書きした際の感想
店舗に行って、万年筆を見ていると店員さんが話しかけてくれて、『マイスターシュテュック146』を試し書きさせてほしいと伝えます。
ペン先の希望サイズ(M、F、EF)を伝えると、その3本を持って席に案内されます。
すると丁寧に紙も用意してもらい、そこに文字とか数字を書いていきました。
それまでずっとネットでモンブランの万年筆っていいよねっていう、情報をたくさん仕入れていたので、きっとすばらしい書き心地だろうなと勝手に想像していました。
しかし、実際に書いてみると、想像していた書き心地となんだか違う。
普段使っているペリカンのM400との比較を脳内でしており、ペリカンのほうがペン先の感じいいかな、と感想を持ちました。
あれ、今持っているペリカンM400のほうがなんとなくいいかも……と。
どうやらペリカンM400のほうが、モンブランの『マイスターシュテュック146』のペン先より、少し柔らかくて、それがちょうど良い書き心地となっている気がしたのです(個人差あり)。
モンブランマイシュター146は、ペン先にちょっと固さがある(気がする。個人的感想)。
これは実際に店舗で試し書きをしなかったら、気づけなかったことです。
もし、ネットの情報だけで購入を決断していたら、ちょっと後悔していたかもしれないです。
結局、試し書きをしていろいろと話を聞いて、買わずにお店を出ました。
所要時間は10分くらいでした。
もし、ペリカンM400を使っていない状態で、モンブラン『マイスターシュテュック146』を使ったら、モンブラン『マイスターシュテュック146』の良さに気づけたかもしれません。
個人差はあるのでしょうけど、自分はどうやらペリカン派のようです。
今持っているスーベレーンのM400を大事に使っていきたいと思います。
というわけで、万年筆の購入を検討していて、お店で試し書きとか迷惑なんじゃないかとためらっている人も、ぜひ一度は試し書きをしてみたほうがいいですよ。
思わぬ発見を得られると思います。
自分のように、想像と違ったと気づける場合もあります。
もし、想像通りでほしい!となっても、その場で購入しなくてOKだと思いますよ。
万年筆って高級品ですし、慎重に検討したほうがいいです。
「一回検討します」とか言ってお店を出れば大丈夫です(自分はとりあえずそんな感じでした。検討、って便利な言葉です)。
店舗で万年筆の試し書きに関して
どんな字を書くのがいいのか
どんな字を書けばいいのか、迷いますよね。
とりあえず、「永」とか「1」「2」「3」「4」「5」「6」とか書いておけば良いと思います。
万年筆はペン先がデリケートですから、いきなり筆圧を強く書きすぎないように注意が必要です。
何分くらい?
長時間いればいるほど、店員さんも「この人買うのかな」と思ってくるでしょうから、確認事項をまとめておき、試し書きしながら、質問する。
買う予定がないなら、さっさと退店するのがよいでしょう(自分は10分くらい)。
何本くらい試してみたか
とりあえず、自分の場合は3本です。
何十本も試すのは流石に迷惑でしょうし、まあ、気になるのを3〜5本くらいではないでしょうか。
どの店で試し書きすればいいのか
専門店(モンブラン専門)などより、大型文房具店(伊東屋とか、デパートの文房具フロア)の方が良い気がします。
理由としては、ペリカン、モンブラン 、ウォーターマンなどあらゆるメーカーの万年筆が用意されていて、書き比べができるからです。
それに、大型文房具店だとわりとまわりに試し書きをしている人もいますし、恥ずかしさを感じずに試し書きをできると思います。
まとめ
万年筆は一生もののアイテムですから、購入を決断を決断する前に、ぜひお店で試し書きをした方がいいですよ。
試し書きは無料ですし、試し書きをしないと気づけないこともありますし。
その場で買わないでもOKですし。
購入を決断したら、ネットで安く購入してもいいでしょう。
それか、お店でしっかりとしたアフターサービスを保証してもらいながら買うのもあり。
とりあえず、ネットの情報だけで購入を決断せず、試し書きを。
みなさんがお気に入りの万年筆に出会えますように。
とりあえず、自分はペリカンの1本だけで万年筆生活を楽しみたいと思います。
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