【アイデアが出ない・つらいなら、手書きが画期的な方法】万年筆とコピー用紙がおすすめ

万年筆・ペリカンM400
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仕事の企画のアイデアを出したい……

プライベートの創作のアイデアを出したい……

など、アイデア出しの機会は日常的に頻繁にあるものです。

いいアイデアが出てくるようなツールってないかな……とお探しの方へおすすめのツールがあります。

ずばり、万年筆です。

iPadやiPhone、Macbook等の優秀なデジタルツールがいくつも世の中にあるのに、わざわざアナログな万年筆を使う価値ってあるの? とお思いですよね。

あります!

万年筆は古臭い昔の道具ではないです。

画期的なアイデアがどこの業界でも求められている現代にこそ、必要とされるべきツールなのです。

アイデアが出なくてつらいときこそ、万年筆で手書きを

最近、手書きで文字を書いていますか?

ほとんどの人はスマホやPCばかりを使っていて、筆記具をあまり使っていないのではないかと思います。

スマホやPCだけに触れていると、脳の同じ箇所が刺激されて偏ったアイデアばかりが出てしまいがち。

そのような手詰まりのときは”手書き”がおすすめです。

手書きには脳を刺激する効果があるそうです。

アイデアが出なくて悩んでいるのなら、たまには手書きで(お持ちのボールペンでもOK)何か書いてみると良いですよ。

ただ個人的におすすめなのは、万年筆。

万年筆は書き心地が気持ちがいいので、すらすら書けるので書くのが楽しくなるのです。

この現象は実際に使ってみるまでは気づきませんでした。

これまで筆記具(とくにボールペン)は文字を書くために使っていました。

これまで筆記具なんてどれもたいして書き心地に変わりはない、って思っていました。

しかし、万年筆を持つようになってからは文字を書くこと自体に楽しさを感じるのです。

字が紙の上をすべっていく感触が心地よいのです。

自分は毎日、書く内容がなくても自然と紙にペン先を走らせています。

書くのが楽しいという気持ちによって、紙の上へのアイデア出しをスムーズにおこなえる気がしています。

アイデアをどんどん出したい人にぴったりの筆記具、それが万年筆なのかもしれません。

後日追記:万年筆がなぜアイデア出しに役に立つのかについて。さらなる考察

万年筆を使うと書き心地がいいので、必然的にリラックスできます。

アイデアが浮かぶ瞬間って、だいたいリラックスしているときが多くないでしょうか?

万年筆は自分自身をペン先から強制的にリラックスさせてくれるので、忙しい時間でも何か新しいアイデアをもたらしてくれるのだと思います。

万年筆を使ってどのような紙にアイデア出しをおこなうか

(普通のコピー用紙に、ペリカンM400で字を書く。インクはロイヤルブルー。)

おすすめなのは、お気に入りの万年筆とA4のコピー用紙と組み合わせです。

コピー用紙がおすすめな理由としては、たくさん書き散らせるからです。

アイデアを出そうとするとき、だいたいの場合、一発で紙の上に舞い降りてはくれません。

なので、乱雑に書き散らせるコピー用紙がおすすめ。

コピー用紙はアマゾンなどで500枚で500円〜600円程度で購入可能です。

1枚あたり1円ちょっとですので、雑にどんどん書き損じを気にせずに書くことができるのです。

おしゃれなノートだと「順番どおりに書かないといけない……」「綺麗にまとめたい……」などの考えによって、人によっては思いついたことを片端から書き散らすことをためらってしまいがちです。

自分僕はこのタイプの人間だったのでA4のコピー用紙を選んで、なんでもかんでも字の綺麗さなどを気にすることもなく書いています。

必要なければ、破いてゴミ箱へすぐ捨てられます。

この万年筆とA4のコピー用紙と組み合わせによって思考の整理が毎日できて、ブログの記事ネタを思いついたり、生活のなかであたらしくやりたいことを見つけたりできています。

ペリカンM400の万年筆を購入したことで書くことが楽しくなった

この記事の画像に使われている万年筆はペリカンというドイツの文具メーカーが作ったスーベレーンのM400です。

スーベレーンはドイツ語で「卓越した」「優れたもの」といった意味です。

M400は40,000円近くする一級品。

……文具にそんな大金支払えないよ、という方もいるかもしれません。

しかし、万年筆はその名のとおり、ずっと使えます。

仮に30歳でペリカンのM400を購入して、80歳まで生きたとします。

約40,000円なので、1年あたりの万年筆代は800円。

1日あたりで計算すると、約2.2円です。

ちなみに、純正のロイヤルブルーのインク(約1,000円)を2年で使い切るとした場合、50年生きると25,000円かかります。

50年生きた場合、万年筆(約40,000円)と純正インク代(25,000円)で65,000円です。

1年あたりで計算すると1,300円です。

1日あたりで計算すると約3.6円です。

高級そうに見える万年筆も長期的な視点で見てみると、意外に日々のコストは低いです。

一生ものの文房具を持っていると仕事のモチベーション向上にもつながりますから、万年筆を持っていて損はないはず。

優秀なビジネスマンは文房にもこだわりを持っている人が多いです。

いい筆記具を使っている人は、いい筆記具を使っている人をちゃんと見ていたりしますよ。

万年筆を試し書きしたい人は、文具店に行き、「試し書きさせてください」とお願いすればOKです。その場で購入しなくても気軽に試し書きさせてもらえます。

ちなみに海外メーカーの万年筆はEF(極細)で国内の中字(M)くらいになります。

買う際はお店で買うよりも、ネットで購入するとわりと安く買えます。

【万年筆は店でまずは試し書きを】書いてみないとわからない。買わないのはあり。

ペリカンの万年筆『M400』を6年使った感想・体験談。使う場面は? アナログへ回帰しよう

いきなり高価な万年筆を使うのは抵抗があるよという人は、無印の万年筆からはじめてみるのもおすすめ。

1000円以下で買えますし。

万年筆とA4のコピー用紙を使ってもアイデアが出ないときの方法

万年筆でA4用紙にたくさんの単語や文章を書き散らしても何いいアイデアが出ないと感じるときは、気分転換に散歩をしてみるのがおすすめです。

脳内では断片的なアイデアの要素がつながりそうでつながらない……というもどかしい状態になっていることが多いです。

それが散歩をすることによって、一気に解決したりします。

『天才たちの日課』という本では、天才たちがアイデア出しのために”散歩”を取り入れるエピソードが紹介されています。

ベートーベンも作曲のアイデア出しのために、街中を歩いていたそうです。

ほかにも偉大な小説家・哲学者たちがアイデア出しのために散歩を活用していました。

元ニートで作家のphaさんもアイデア出しについては下記のようなことを著書のなかで書いています。

アイデアが出なくて煮詰まっているとき、歩いたり風呂に入ったりしていると、フッといい考えが浮かんだりする。どうしたら解決できるかわからないような悩み事も、1回寝てから考え直してみると、意外とあっさり突破口が見えたりする。行き詰まったらダラダラと悩み続けるのではなく、こまめにリセットして休むようにしよう。

『人生にゆとりを生み出す 知の整理術』pha著

つまり、創作をふくめたアイデア出しに散歩は効果的なのです。

散歩もできれば昼間よりも夜のほうがおすすめですよ。

人が少ないと落ち着けますし、夜の街の非日常的な通りを歩くだけでも脳が刺激されます。

夜のひとり散歩は気分転換として最高のアクティビティ。効果・メリットと注意点まとめ

まとめ

アイデア出しに困ったときは原点に戻り、手書きを取り入れてみてください。

とくに書き心地がよくて書くこと自体が楽しくなる万年筆はとくにおすすめです。

そして、紙はA4のコピー用紙。

この万年筆とA4のコピー用紙の組み合わせは、個人的には最強のライフハックのひとつです。

アイデア出しに困ったときに、ぜひ試してみてください。

この記事で紹介したアイデア出しについて、おすすめの本もあわせて紹介しておきます。

『天才たちの日課』はマルクス、アガサ・クリスティ、ピカソ、カフカなどの歴史上の偉人たちが「創作・仕事」をする上でどのような生活を送っていたのか、具体的なエピソードを交えて紹介されている本です。

『天才たちの日課』では161人の偉人が紹介されています。

『人生にゆとりを生み出す 知の整理術』は、元ニートで『しないことリスト』の著者でもあるphaさんがこれまでの人生でどのように読書・勉強をし、執筆をしてきたのかをまとめた1冊です。

『人生にゆとりを生み出す 知の整理術』は超めんどくさがりの人にこそ読んでほしい1冊です。

ぜひ読んでみてください。