ペリカンの万年筆『M400』を5年使った感想。使う場面は? デジタルからアナログへ回帰しよう。

万年筆

ペリカンの万年筆『M400』を5年くらい使い続けています。

ロイヤルブルーのインクを入れて毎日、ちょっとしたメモを書くときに使っています。

万年筆っていいですよ。

万年筆はこころを落ちつかせてくれるすばらしいアイテムなんです。

紙に文字を書いてもよし。イラストを書いてもよし。買いものリストを書いてもよし。ただ愚痴を書くのもよし。

つまり……何を書いてもOK。

万年筆だからって文豪みたいに立派な文章を書かなくていいのです。

最近はアナログ回帰ブームが来ているみたいです。

アナログ回帰続く…文房具の需要増、若者からは万年筆やガラスペンが人気

カセットテープだったり、万年筆だったり、レコードだったり。

その中でこの記事は、万年筆について、文字を書くことについてまとめています。

なぜ、ペリカンの万年筆『M400』を買おうと思ったのか?

(ペリカン M400 ブルー ペン先はEF)

・一生使える文房具がひとつ欲しかったから。

・日々PC作業続きで、手書きも生活に取り入れたかったから。

・その当時、毎日仕事に追われていてこころにゆとりが欲しかったから。

上記の理由からいろいろ調べた結果、ペリカンM400のブルー(ペン先はEF(極細))を買いました。

そもそも万年筆のいいところは?

万年筆のいいところをいくつか考えてみました。

  • 書きごごちがいい
  • 書いていて疲れない
  • 書けば書くほどペン先が自分に馴染んでくる
  • デザインがおしゃれなものが多い
  • インクを入れる作業もまた素敵
  • 書くことが楽しくなる
万年筆インク

(写真はペリカンのロイヤルブルーのインク瓶)

フランスでは小学生から万年筆を使っている

鉛筆であれば消しゴムで簡単に消してしまえますが、万年筆を使っていたら、そういうわけにはいきません。

フランスでは、小学校の高学年から万年筆を使っています。

万年筆を教育現場に取り入れることで、間違いをそのまま残し、思考の過程を把握できるようにしているようです。

万年筆で書かれた字は”絵”である

万年筆

字は絵だろ!

芸術家・岡本太郎

これは、『太陽の塔』などの偉大な作品をいくつも残した芸術家・岡本太郎さんの言葉です。

この言葉に出会うまで「字は絵である」と一度も思ったことがありませんでした。

字は絵だろ!と言われても、そうは思えないですよね。たとえばボールペンで書いた字は、どうみても実用的なただの「字」です。

しかし、万年筆で書いた字は、どうでしょう。

インクの濃淡・書き手の筆圧等によって、紙の上に独特の字ができあがります。

ボールペンで書かれた字より、絵のような雰囲気がすこし出ます。

万年筆の字はある意味で、「絵」なんです。

初心者におすすめの万年筆はペリカン 『M400』

初心者におすすめするなら、やはりペリカンのM400

(店頭で買うと定価でちょっと高かったので店頭で下見して、試し書きさせてもらってから……ネットで買いました。ペン先・EFが日本でいうとちょうど「中字」くらいの太さです。)

ペリカンM400のいいところ

・ドイツの老舗メーカーの万年筆で、一生もの

・書き心地が最高

・デザインがおしゃれ

・M400はサイズ的にちょうどいいから、はじめての万年筆にぴったり

ペリカンの万年筆『M400』を4年間使ってみて思うこと

万年筆を買わなかったら、きっと文字を書く習慣を失っていたと思います。

日々、PCやスマホばかりを触ってばかりで、ペンを持って文字を書くということはなかったはずです。

万年筆を手に入れたことで、何かを紙に書きたくなることが多くなりました。書くことがなくても、万年筆を使いたいと思うようになっていました。

万年筆を使うとその書きごこちで、こころがすこし落ち着きます。

万年筆にはそういう効能もあると思います。

ちなみに4年間使い続けていますが、一度も壊れたことはないです。なぜ一度も不具合が起きていないのか? それは毎日何かしら使っているからかもしれないです。

万年筆は、毎日使うことがいちばんのメンテナンス法です。使い続けることで、インク詰まりを防ぐことができます。

値段はたしかに高いですが長期的に見たら、ペリカンの万年筆『M400』はお買い得だったと思います。

万年筆を使う場面(機会)は? 会社や学校では使わないほうがいい

お気に入りの万年筆を買って、さてどこで使うかというと、基本的に家です。

えええ、せっかくおしゃれで高級感のある万年筆なんだから、外でも使わないともったいない、と思う人が多いかもしれません。

しかし、考えてみてください。

会社や学校で、これみよがしに万年筆を使っている人がいたら、だいたい下記のようになるでしょう。

「あれ? 万年筆使ってるんだ。なんかすごいね、使ったことないんだけど、使わせてよお」と。

地獄です。

大切な万年筆を雑に使われて終わりです。

なので、せっかくの 万年筆だからこそ、家で使いましょう。

家でこっそり、自分の生活の質を高めるためだけに、自分で自分のご機嫌をとるだけだけに使うのがおすすめです。

自分が親だったら、勉強しない子どもに万年筆を持たせたい

自分はもし、子どもがいたら、自宅での勉強用に子どもに万年筆も持たせたいですね。

もちろんほかの電子機器(PCやタブレット)の扱いを学ぶことも大切だと思うんですけど、まず基本は手書きだと思うからです。

で、手書きって地味にめんどうで、つまらないですよね。

そんなときに、万年筆で勉強すれば楽しいと思うのです(自分が今、子どもに戻れるなら、親にペリカンM400の万年筆をせがみたい)。

勉強するために、えんぴつやペンを持つ……が一般的な考え方だと思うんですけど、万年筆の場合はちがいます。

万年筆を使いたいがために、字を書くために勉強する……となるはずなのです。

万年筆の書き心地ってやはり特別なんですよね。

万年筆を使いたい!→字を書くために学校の勉強をしよう!みたいな流れで自宅での勉強が習慣化されそうです。

ただ、いきなり子どもに高級な万年筆を持たせるのもありだと思いますが、まずは子ども用の万年筆でもいいかもしれないです。

Kakunoやペリカンの子ども用の万年筆であれば、1000円代ですし。

子どもが気に入らなくても、それほどの損失はないはず。

きっとこの万年筆勉強方式は、書き心地とかにこだわりそうな女の子のほうがおすすめだと思います。

ただ、使うなら、家限定がいいでしょうね。

学校で万年筆を使っていたら、「おまえ、意識高いな」ってなるでしょうし。

家は万年筆で勉強、学校は通常のシャーペンで勉強、という具合に使い分けたほうがいいでしょう。

まとめ

万年筆インク
(ロイヤルブルーのインクは美しい)

万年筆はたしかに高い買いものです。

有名メーカーのものだと数万円はしますからね。

ですが、その万年筆は一生使うものと考えたら、安いです。

同じ万年筆を4年も使い続けたら、愛着がわいてきて生活に欠かせないアイテムになってきますよ。

万年筆の書き心地はやはり特別です。これは使い続けた人にしかわかりません。

万年筆を持っていて、万年筆の書き心地の良さを知っていると、何かを書かずにはいられなくなるんです。

万年筆はなぜか書きたくなる道具なんです。

万年筆はiPadみたいになんでもできるツールではなく、あまりにアナログすぎる道具ですが、好きですね。

これからはアナログ回帰が主流です。

今回紹介したペリカンの万年筆『M400』とロイヤルブルーのインクはこちら。

万年筆は店で試し書きをする

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