最近はどこもかしこもみんな多忙で、ぎすぎすしていて居場所がない……なんて感じたりしませんか?
そんなときには落ち着ける居場所を持っておくことがおすすめです。
みなさんは、自宅や職場以外で落ち着ける場所を持っていますか?
この場所のことを「サードプレイス(第3の居場所)」と呼ばれていたりしますよね。
僕はHSP気味(セルフチェックのみ)なので、色々と刺激を受けやすい体質のため、にぎやかな場所・人混み等には極力行かないようにしています。
今回の記事ではHSPの人が落ち着けそうな居場所を紹介したいと思います。
もくじ(各リンクから移動できます)
そもそもHSPとは
Highly Sensitive Person(超繊細な人)のことです。
ささいな刺激に反応したり、気がつきすぎて疲れてしまいやすい人たちのことで5人に1人がこのHSPだそうです。
サードプレイスとは
サードプレイスとは、家庭(第1の場所)でも職場(第2の場所)でもない、第3の居心地の良い場所のことです。
ストレスフルなこの現代社会のなかで、リラックスできて落ち着ける場所をサードプレイスと呼びます。
HSPの人にとって落ち着けるサードプレイスはどこか
HSPの人におすすめの場合を紹介していきます。
あくまで個人的に落ち着く場所ですので、人によっては合わないこともあるかもしれません。
朝or夜のカフェ
お気に入りのカフェはHSPの人にとっては、サードプレイスになります。
ただ混み合う時間帯(14時〜16時あたり)に行くと、刺激が多く疲れてしまいがちです。
なので、朝もしくは夜の人が少ない時間帯が良いでしょう。
ただし、カフェの座席選びには注意が必要です。
エアコンの風が直接当たる席や、近くの席にキーボードをカタカタさせながら作業をする人がいると刺激を受けてむしろ疲れてしまいます。
というわけで、席選びも注意が必要です。
水族館
僕は以前、すみだ水族館の年間パスポートを購入したことがあります。
そのときは、月に1回は水族館に通っていました。
魚が好きというよりは、青色に満たされている水族館という空間が好きだったのです。
水族館という場所は、薄暗くて静かで刺激が少なく、HSPの人にとっては落ち着ける理想的な空間だと思います。
水族館の年パスは4,000円前後ですので、月に1回でも水族館へ行くのであれば、1ヶ月あたり300円から400円で水族館に行けることになります。
水族館のあの青い空間はほんとに落ち着けるので、おすすめです。
映画館
いまでは映画をスマホで定額で観られる時代になりました。
映画館以外の場所でも手軽に。
しかし、映画館という空間は特別な場所です。
映画館で映画を観るとき、わざわざ映画館に行かなければならないので、少し非効率かもしれません。
迷惑な客が近くにいて、ストレスを感じてしまうこともあるかもしれません。
ただ、上映中の映画館の暗闇は日常では感じられない心地よさがあります。
自宅や電車のなかでAmazonプライムやネットフリックス等で映画を鑑賞する際に、完璧な暗闇までは準備できませんから。
暗闇は人を癒やす効果があります。
混み合っている時間帯を外せば、または刺激の強いホラーやアクション系の映画を観なければ、映画館もHSPの人にとって落ち着ける空間となるはずです。
しかし、ネットで調べると、なかには映画館は刺激が強くて行けないというHSPの人もいるみたいです。
僕はわりとひとりで映画館に行くのが好きなんですけどね。
人によるみたいです。
美術館
アートについて、とくべつ詳しくなくても美術館はHSPの人にとっておすすめの場所です。
まず、美術館は静かです。
耳から刺激を受けやすいHSPの人にとっては理想的な居場所です。
作品を眺めることに飽きたときには館内のいたるところにあるベンチで気軽に休めたりもします。
アート作品の見方に正解はありません。
見る人の数だけ解釈が存在します。
どのような感想を持っても正しいので、それが自己肯定感アップにつながります。
解剖学者の養老孟司さんはかつて「アートは都会の解毒剤」という発言をしていましたが、まさしくそうだと体感しています。
お気に入りの美術館があれば、年間パスポートを買ってみるのもアリかもしれません。
図書館・本屋さん
図書館や本屋さんなどの本に囲まれた空間もおすすめです。
紙の本がある空間は基本的に静かですからね。
とくに買わないでも街の本屋さんはリラックスできる空間かもしれないです。
紙の本をめくる音が適度によいかもしれません。
ただ、人によっては図書館は静かすぎていやだということもあるようなので、好みが分かれるかもしません。
お気に入りの散歩道
歩く場合、車の行き来が多い通りではなく、裏道。
静かな裏道が理想的な場所です。
歩くことで心身ともにリラックスできますし、お気に入りの散歩コースも立派なサードプレイスです。
ただ、夜に散歩する場合は、一応注意が必要です。
とくに女性の場所は。
緑の多い庭園や公園
自然の多い場所はやはり落ち着きますよね。
都会であれば、庭園などがおすすめです。
庭園って都会の喧騒を侵入させない特殊な空間って感じがします。
HSPの人は、終始緊張しているような気がするので、意識的に自然の多い場所に足を運ぶとリラックスできると思います。
個人的におすすめの庭園は下記ですね。
・浜離宮恩賜庭園
・小石川後楽園
・旧岩崎邸庭園
こちらの庭園へ行こう、というHPでそれぞれの庭園についてくわしく書いてますからチェックしてみてください。
夢の中(睡眠)
HSPの人にとって睡眠は重要です。
人よりも疲れやすいでし、精神的な負荷もかかりやすいですし。
というわけで、人よりも眠りを欲してしまうわけです。
疲れてストレスがたまってどこかに新しい居場所を探すくらいなら、いつも以上に睡眠の時間を確保することも大切かなと感じます。
不安になったり精神的なバランスが崩れていても、睡眠をたっぷりとれば解決してしまうこともありますからね。
夢の中(見ない場合もありますが)に行くと考えたら、睡眠も立派なサードプレイスへ行く行為です。
複数の収入源のある生活そのもの
いろいろと物理的な場所のことばかりを考えていて気づいたことがあります。
どこの場所にいっても、この資本主義社会で生きている以上、お金の問題を頭から取り去ることはできないということに。
会社勤めをしていてストレスがたまり、そのストレスを解消しようと休日にカフェや水族館や美術館に行ってストレスを解消し、家に帰っても、また週明けから会社に行かないといけないわけです。
そしたら、またストレスの日々です。
収入がひとつのところからしかもらえない状況なら、会社をやめたら生きていけません。
しかし、収入源が複数あると、最悪ひとつがだめになっても、「もうひとつがあるさ」と思えます。
その”保険がある状況”こそが、実は居心地の良さなのかもしれません。
少し時間がかかるかもしれませんが、ブログをつくることは人生にプラスになりそうです。
サーバー(ネット上の土地)をレンタルして、ドメイン(ネット上の住所)を取得してWordPressのブログをつくる(そう、このブログのような)。
そして、お気に入りの商品やサービスのレビュー記事をつくったりして、紹介料として副収入を得られます(少し得られています)。
時に生活の不満を書いて、誰かの共感を得て人気のブログにもなる可能性もあります(今はまだ)。
会社勤めが安定している間に、植物を育てるように、ブログを金のなる木に育て上げられたら、本当に落ち着ける生活を手に入れることができるような気がします。
今の世の中、お金の不安が少しでもやわらげば、生きるのが楽になりますし、やっておいて損はないと思います。
HSPの自分にとって究極的に安心できる場所は、実は経済的にゆとりのある状況なのかもしれません。
というわけで、文章が少しでも書けるのであれば、ブログはおすすめです。
匿名でできますし、SNSのように炎上したりもほぼないですし。
まとめ
ストレスの多い現代社会において、定期的な息抜きが必要です。
そこで必要なことは、サードプレイスをいくつか持っておくことです。
刺激を受けやすいHSPの人にとって、とくに大切です。
HSPの人にとっては、静かで少し薄暗い場所が落ち着ける居場所なのかな、と思っています。
水族館だったり、美術館だったり、静けさがあると落ち着きますよね。
みなさんも、落ち着けるサードプレイスを活用して、日々息抜きをして生きていきましょう。