『天才たちの日課』朝活・コーヒー・散歩の習慣で凡人も天才になれるかも

天才たちの日課
*こちらのページにはプロモーションが含まれています。

『天才たちの日課』クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々。

こちらは、2014年に発売された本のタイトルです。

ちょっと特徴的なタイトルで目を惹きますよね。

こちらの本のなかでは、161人の天才たちの日課が簡潔に描かれています。

多くの天才たちがさまざまなことを日課として取り入れていたことが紹介されています。

読み進めるなかで、多くの天才たちが共通して取り入れている日課があることに気がつきました。

それは『朝の作業』『コーヒー』『散歩』の3つです。

詳しく紹介していきますね。

天才たちが主に好む3つのこと

天才たちの日課より

天才たちは『朝の作業』を好む

天才たちは『朝の作業』が好きみたいです。

朝の時間帯は頭がいちばんすっきりしていてクリエイティブな作業に適しているのかもしれません。

朝の時間帯に集中力が発揮されやすいのはわかる気がします。

朝は起きたばかりで手付かずのエネルギーがありますからね。

ノーベル文学賞を受賞した作家のヘミングウェイは午前5時から6時ころ、夜明けとともに起床し、お昼くらいまで執筆をしていました。

ヘミングウェイの作業は独特で、立ちながら執筆をしていたそうです。

最近はスタンディングデスクでの仕事をする人が増えてきましたが、ヘミングウェイはずっと昔からやっていたんですね。

『天才たちの日課』にはほかにも、ラジオ番組をやったり、ユニクロとのコラボTシャツを発売した村上春樹の日課も登場します。

村上春樹は長編小説を執筆中は朝4時に起き、5〜6時間かけて仕事をするという完璧な朝型作家です。

そして、執筆後は散歩ではなく、水泳やランニングで健康を維持しているみたいですね。

【感想】村上RADIO『怒涛のセルフカバー』ユニクロとコラボTシャツも発売

天才たちは『コーヒー』を好む

天才たちは『コーヒー』が好きみたいです。

『天才たちの日課』では、コーヒーにまつわるエピソードがいくつも登場します。

フランス人作家のバルザックは1日の仕事のなかで、50杯もコーヒーを飲んだと書いてあります。

5杯じゃなくて50杯です。

……ほんとうかは不明ですが、50杯はちょっとすごい量ですね。

ほかにも哲学者のキルケゴールはコーヒーをエネルギー源としてとらえていたようです。

コーヒーに対してのこだわりが強く、50種類のコーヒーカップを持っていたとか!

天才たちの日常にコーヒーは欠かせないようです。

コーヒーを飲むメリット

・リラックス効果

・眠気を解消

・集中力・記憶力アップ

・抗酸化作用

コーヒーを1日3~4杯飲む人は、ほとんど飲まない人にくらべて心臓や脳血管、呼吸器の病気で死亡する危険性が4割ほど減るらしいです。

*2015年国立がん研究センターや東京大などの研究チームの発表

天才たちは『散歩』を好む

天才たちは『散歩』が好きみたいです。

朝に作業をして午後は散歩するパターンの日課がいくつもありました。

たとえば、ベートーヴェンは昼食後に、長い散歩にでかけていました。

その際、鉛筆と紙を持ち歩き、浮かんだ曲をメモっていたそうです。

『レ・ミゼラブル』で知られる作家のヴィクトル・ユーゴーや作曲家のチャイコフスキーは昼食後に2時間の散歩をしていたようです。

ほかにもフォークナー(作家)、カント(哲学者)、ディケンズ(作家)も散歩を愛好していたようですね。

散歩は作業後の頭を冷まし、あらたなアイデアを得るためにおこなわれているような印象を受けます。

散歩の効果

・健康維持

・ストレス解消効果

・脳の活性化(アイデアがひらめく)

夜の散歩

夜のひとり散歩は気分転換として最高のアクティビティ。効果・メリットと注意点まとめ

東京・大手町・有楽町・銀座駅周辺の地下空間は究極の散歩コース

東京・大手町・有楽町・銀座駅周辺の地下空間は究極の散歩コース【雨・冬・夏の猛暑日に最適】

中田敦彦さんのYouTube大学でも紹介されていました

『天才たちのルーティン』というタイトルのこの動画では、早起き・朝活・粗食・散歩・メモ・情報収集・交流などのキーワードが紹介されていました。

本を読む前に動画をチェックするのもおすすめです。

天才たちの日課(女性版)自由な彼女たちの必ずしも自由でない日常、もある

女性のクリエイターのみを集めたバージョンも発売されています(第2弾)。

こちらも読んでみました。

草間弥生、ココ・シャネル、グレイス・ペイリーなどは名前を知っていましたが、それ以外はぜんぜん知らない人ばかり。

やはり知っている名前が多い方が、好奇心がわきます。

まずは、第1弾のほうから読むことがおすすめですね。

まとめ

天才たちの日課
(天才にあこがれる凡人)

天才たちの多くが好むのは『朝の作業』『コーヒー』『散歩』の3つです。

いちばん集中できる朝の時間に1日のすべてのエネルギーを使い、残りはリラックスし、健康維持につとめる。

これを繰り返すのが天才の日課という気がします。

とりあえず、この3つを取り入れていれば、毎日クリエティブな作業ができそうですね。

この3つを取り入れてなにかを継続していたら、いつか天才的な偉業を残せそうな気がします。

散歩は日々していますが、個人的には早起きが苦手なので……僕は天才とは縁があまりなさそうです。

ちなみに今回は紹介していませんが、天才たちのなかには夜型の天才(カフカやグレングールド)もいます。

まあ、世界にはいろいろな変な習慣を持った天才がいますので、自分の習慣がどこかの天才と同じだったら、ちょっと嬉しくなったりします。

この記事では全部の習慣を紹介できませんでしたので、天才たちの変な習慣に興味がある方はこちらの『天才たちの日課』の本を読んでみてください。

ちなみに自分はなぜか、この『天才たちの日課』を紙とkindle版、どっちも持っています(天才になりたくて必死)。

読んでみるとわかるのですが、『天才たちの日課』は、どこかのサイトで要約されたものを読んで理解できるタイプの本じゃないです。

それぞれ天才のタイプは違いますし、こんな生活もありなんだ!と、だめな自分を肯定してくれる本でもあります。

この本は絶対に手元に1冊は置いておいたほうがいいです。おすすめです。

成田悠輔・名言 現代の生き方と働き方

【成田悠輔・名言】現代の生き方・働き方・投資など(様々な切り抜き動画からかきあつめる)