日々、ブログを書くとき、誰もがいい記事を作りたいと考えますよね。
書くからには100点満点の記事を作りたい。
そう思って記事を作ろうとがんばっている途中で、完璧さを求めるあまり、なかなか書き進められない……。
100点の記事ができないなら、記事を書く必要なんてないんじゃないか?
こういった考えでブログが書けなくなるとき、ってありますよね。
完璧主義に飲み込まれてしまい、筆が(タイピングする手が)とまってしまうとき。
このような場合、どうするべきか?
結論としては、100点の記事を追い求めるのはやめましょう、ということです。
もくじ(各リンクから移動できます)
そもそも100点の完璧な記事など存在しない

そもそもどれほど時間をかけて記事をつくりこんだとしても、100点満点の完璧な記事など存在しないはずです。
なぜ、存在しないか?
あの偉大な小説家・村上春樹さんは作品のなかでこのような言葉を書いています。
完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね
村上春樹『風の歌を聴け』より
文章を書く人間にとって、勇気をもらえる言葉です。
あの世界的な小説家である村上春樹さんがこう書いているのです。
100点満点の完璧な記事など存在しないのです。
ブログでは完璧な100点記事を目指すのではなく、70点記事を目指す

ブログでは毎日(もしくは日々)100点記事を目指すのではなく、70点くらいの記事を目指すほうがメンタルにとってもプラスです。
完璧を求めすぎると、フットワークが重くなってしまいます。
継続して書き続けるという習慣を失わないためにも、70点主義くらいがちょうどいいのです。
完璧を目指すよりまず終わらせろ
マーク・ザッカーバーグ(facebook創業者)
仕事もブログも、完璧よりも、完了を目指すことのほうがたいせつです。
100点記事を目指すより、まずは70点くらいの記事を書き終えることがたいせつです。
完璧ばかりを追い求めて記事がつくれなかったら、ブログは成長していきません。
記事をつくる際、ある程度の妥協も必要になってきます。
不思議なことに、適度に肩のちからを抜いてつくった記事のほうが反応がよかったりなんてこともあります。
人生はやり直せないが、ブログは何度でも書き直せる
人生はやり直しがききません。
あのときあんなことをしなければよかったな、と思ってもどうすることもできません。
本や新聞も一度出版したら、修正はききません。
しかし、ブログは違いますよね。
その記事に足りない内容があったら、あとで書き足せばいいんです。
その記事に不要だと感じる内容が見つかったら、あとで削除すればいいんです。
ブログの記事は書き直せます。何度でも。
ブログの記事は時間をかけて育てていく(記事育成主義)

このような柔軟性がゆるされるのがブログというメディアだと思うのです。
「まあ、完璧なんてないんだし、あとで適度に修正しながら記事を育てていけばいいじゃないか」
このような考え方(記事育成主義)をとりいれることで、ブログを書く作業はわりと簡単だと思えるようになりました。
この記事についても現時点での全力で書いてはいますが、100点にはほど遠いでしょう。
時間を置いて読み返したとき、修正したくなる箇所を発見してしまうはずです。
追記が必要になる箇所も出てくるかもしれません。
まあ、これくらいのスタンスで書くのがブログを継続する際は、ちょうどいいのです。
まとめ

0点 or 100点で苦しんで、ブログ執筆の手がとまるくらいなら、とりあえず70点くらいの記事を目指すほうがこころも楽です。
リライト前提で書いていけばいいのです。
そもそも完璧な人間など、この世界には存在しません。
そうですよね?
完璧ではない人間が書くから、完璧な記事などありえない、ということになります。
完璧主義ではなく、70点主義。
記事育成主義、でいきましょう。
ブログを書く人は、これくらいのゆとりあるスタンスで継続していくといいと思います。