『医者いらずの「にんじんジュース」健康法(石原結實)』感想。にんじんジュースを飲んで少食生活をする

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にんじんジュースと聞いてどのような印象を持たれますか。

苦そうとか、おいしくなさそう……思う方が多いかもしれません。

しかし、実際のにんじんジュースはりんごなどのフルーツを入れるとかなり飲みやすいのです。

しかも、にんじんジュースは体への効果がすごいのです。

忙しくてバランスのいい食生活が取れないときこそ、にんじんジュースを1日1杯飲むだけで病気になりにくい体になります。

今回は『医者いらずの「にんじんジュース」健康法』という本の内容・読んだ感想をまとめてみました。

『医者いらずの「にんじんジュース」健康法』はどんな本か

『医者いらずの「にんじんジュース」健康法』はイシハラクリニックの院長・石原結實(ゆうみ)先生が書かれた本です。

イシハラクリニックの院長・石原結實先生は伊豆にあるヒポクラティック・サナトリウムという断食施設を開設された方でもあります。

現代人の多くがビネラル・ビタミンの不足によってさまざまな病気を引き起こしており、それらに対して、少食生活・にんじんジュースが効果的であると『医者いらずの「にんじんジュース」健康法』で説明されています。

なぜにんじんジュースは体にいいのか

(伊豆にあるヒポクラティック・サナトリウムで断食した際に飲んだにんじんジュース)

石原結實先生は、『医者いらずの「にんじんジュース」健康法』のなかで、このように書かれています。

タンパク質、脂肪、炭水化物の摂りすぎは、体内で利用燃焼される時に種々のビタミン、ミネラルが必要なため、その不足を招き、さまざまな症状を起こすようになります。これこそが、多くの現代文明病の根底に横たわっている「病気の原因」なのです。 その意味で、ビタミン、ミネラルを存分に飲む「にんじんジュース」は、現代文明食の欠点を補い現代文明病を予防、治療する上において、大きな力になるわけです。現代人に不足するビタミン、ミネラルを摂取し、生活習慣病を遠ざけるためにも、ぜひ「にんじんジュース」の摂取をおすすめします。

人間の健康を保つには、ビタミンが約30種類、ミネラルが約100種類必要とされているそうです。

しかし、現代人の多くは農薬の使用、精白食品の摂取により、体内のビタミンやミネラルが不足しています。

そのような状況でビタミン・ミネラル不足を解消、病気予防、また、病気を治す力になるのがビタミン・ミネラルを多く含んだ「にんじんジュース」なのだそうです。

石原先生は現代において「にんじんジュース」の価値を次のように説明しています。

精白米や白パン、白砂糖、殺菌牛乳、肉類、無精卵……というビタミンやミネラルの不足した食生活にどっぷりつかっているわれわれ現代文明人にとって、ビタミン、ミネラルを存分に含んだ「にんじんジュース」の価値が生まれてくるわけです。「にんじんジュース」は、現代文明食の欠点を是正する最高・最上の食物なのです。

にんじんジュース生活をはじめる前に過食をやめる

現代人の病気を増やしている重大な要因のひとつが「食べすぎ」です。

食べ過ぎは万病の元とも言われています。

過食(食べ過ぎ)が血流の汚れをつくってしまい、それが病気という結果となってあらわれてしまいます。

病気になりくい体をつくるためには、食べ過ぎをやめて、にんじんジュースを飲むことが健康法のひとつと言えそうです。

少食のメリット・はじめ方

少食は老化を防ぐ

少食が老化を防ぐ例として、米国立老化研究所がおこなったマウスの実験に関しての文章が紹介されています。

マウスを、存分に飲食させたグループと、カロリーを六〇%に抑えたグループ、一日おきに飲食と断食をくり返すグループに分けて実験したところ、一日おきに断食させたマウスが一番健康で、脳も老化による損傷が少なく、アルツハイマー病やパーキンソン病にかかる率も少なかった

1日おきに断食するという生活は、人間にとっては少し極端かもしれません。

しかし、少食は健康に良い影響を与えることはたしかなようです。

少食にすると病気にかかりにくくなり、老化も防げる可能性があります。

芸能人で言うと、Gacktさんや福山雅治さんは1日1食の生活をされているようですが、おふたりともかなり若く見えますよね。

朝食を抜くことが少食生活の1歩目

少食のメリットについて、石原結實先生はこのような文章を書いています。

食事を一食減らせば、病気知らずの体になる 「腹十二分」にすると病気の 巣窟 になり、「腹八分」にすると病気がなくなるわけですから、一日の食事を四分(三分の一)減らすと病気知らずの健康体をつくることができる、ということになります。簡単にいえば一食抜けばよいわけです。

少食生活の1歩目として、朝食を抜くことが1番理にかなっているとのこと。

なぜなら、朝は基本的には排泄現象が盛んな時間帯だからです。

つまり、朝は普段の朝食をとらず、かわりに生のジュースが良いのです。

とくに、にんじんジュースがおすすめです。

にんじんの中に含まれるβ-カロチンは体内の活性酸素を除去し、ガンをはじめ、さまざまな病気の予防、治療に役立つそうです。

都内でにんじんジュースが飲めるお店まとめ

現在、筆者が行ったことのあるお店について、それぞれ下記の記事でまとめています。

今後もにんじんジュースをつくってくれるお店は開拓していきたいと思っています。

ちなみに、にんじんに含まれるビタミンAは視力回復の効果があるようです。

まとめ

『医者いらずの「にんじんジュース」健康法』では、さまざまな病気に合ったにんじんジュースのアレンジレシピも紹介されています。

現在、何かの病気でお悩みの方は本書を参考ににんじんジュース生活をはじめてみると良いでしょう。

普段、健康に気を遣っていない人についてはまず、少食生活(朝ごはんを抜く)を心掛け、定期的ににんじんジュースを飲む。

これこそが現代社会において、健康を維持するためにできる簡単な対策と言えそうです。

僕も最初はにんじんジュースを飲むことに抵抗があったのですが、効果がわかってからは定期的に飲んでいます。

都内にはにんじんジュースを飲ませてくれるお店がありますから、都内在住の方は行ってみるのがおすすめです。

行けない方はAmazon等でも素材にこだわっているにんじんジュースも買えますから、そちらもよいでしょう。

みなさんもぜひ、少食とにんじんジュースの生活をしてみてください。

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