【宇宙兄弟・最新刊】39巻を読んだ感想

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2021年2月22日。漫画『宇宙兄弟』の最新巻が発売されましたね。

今回は39巻。発売日当日にkindle版を購入して読みました。

今回の39巻もまた目頭が熱くなる場面がいくつも……。

この記事では、『宇宙兄弟』39巻の感想を書いていこうと思います(少し中身に触れています)。

今回の表紙は……月行き直前のマクシム4!

『宇宙兄弟』39巻のあらすじ

39巻は主に3つの話が収録されています。

メインはやはりロシア編ですね!

月面での話

月面に残るムッタとフィリップ。

地球から届いた荷物を開封し、そのなかのひとつにある機械がありました。

それはブギーを二足歩行ロボにするためのものでした。

バージョンアップしたブギーが月面基地の”3人目”のメンバーとして、タスクをこなしていく様子が描かれています。

地上での『シャロン月面天文台』生中継セレモニー

ついに完成した『シャロン月面天文台』。

シャロン博士も出席し、『シャロン月面天文台』によって、ケンタウルスA銀河の映像が映し出されて、会場は歓声に包まれます。

ムッタとフィリップは月面からそのセレモニーを達成感を胸に見守ります。

打ち上げ直前のロシア

月面に取り残されているムッタとフィリップのレスキュー任務で月面へ向かう準備を進めるマクシム4。

マクシムとフランツがラジオ出演をしたり、吾妻さんとヒビトがキャッチボールをしたりするシーンが描かれています。

打ち上げ直前、フランツの家でのパーティーがおこなわれますが、ヒビトの姿はなく……。

そのとき、ヒビトはNASAへ戻っていました。バトラー室長に挨拶をし、そして、かつて一緒に月に行ったCES-51のメンバーと会食をするヒビト。

フレディ、バディ、ダミアンなど、かつての仲間たちに背中を押されたヒビトはすがすがしい表情でロシアへ戻っていきます。

そして、ロシア独特のしきたりをいくつもくぐり抜け、マクシム4はロケットへ乗り込んでいきます。

『宇宙兄弟』39巻の感想

今回の見どころは、やはりロシアでの打ち上げ直前のさまざまなシーンですね。

かつて月面で事故に遭い、パニック障害で苦しんだあのヒビトがついに月行きのロケットに乗り込みました。

ここまで長かったですね……。

パニック障害を持ち前の明るさと根性で克服したヒビトは、やっぱり”最強の宇宙飛行士”ですね。

兄・ムッタを救いに、ついに”月面へ還る”弟・ヒビト。

宇宙強飛行士に戻るため、月に戻るためにNASAを飛び出し、ロシアを選んだヒビトは正解だった!

エディとブライアン兄弟が成し遂げられなかった”兄弟同時で月面に立つ”という偉業を達成する瞬間も近いですね。

ヒビトがついに兄・ムッタの待つ月と向かうとなると、『宇宙兄弟』はそろそろ物語自体が終わるのでしょうかね……。さみしいです。

しかし、ロシアの打ち上げ前のしきたり・ジンクス・ゲン担ぎ、っていろいろあるんですね。

バスにメンバー全員で立ちションをする、ってほんとうなんですかね(笑)。

『宇宙兄弟』40巻はいつ頃発売か

37巻が2020年2月。38巻が2020年8月。

で、今回の39巻が2021年2月と規則的に発売されています。

おそらく順調に行けば2021年8月頃に節目の40巻が発売されそうですね。

40巻ではムッタとヒビトが月面で再会のシーンが描かれるんでしょうかね……。

かつてヒビトがムッタに送った「月面で会おう」の言葉が現実となる瞬間が近づいていますね。

ファンとしてはうれしいですが、物語自体が終わりに近づきつつある寂しさもあります。

とりあえず。次の40巻を楽しみに待ちます!

おわり。