自宅でドイツの漬物・ザワークラウトをつくり、食べ始めて1ヶ月以上が経ちました。
自家製ザワークラウトには、生きた乳酸菌がたくさん含まれています。
発酵食品を自分でつくり、食べるということが人生ではじめてのことでした。
思い立ってからの自分の行動力に驚いています。
ここ最近、便秘気味でなおかつ、おならの臭いが気になっていましたが、自家製ザワークラウトを食べ続けたことでどちらもほぼ改善したように思えます。
この記事では、自家製ザワークラウトを1ヶ月食べ続けたことで起きた体調の変化についてまとめました。
もくじ(各リンクから移動できます)
自家製ザワークラウトを食べ始める前の体調。食べ始めようとしたきっかけについて
自家製ザワークラウトを食べ始める前、便秘気味でおならの臭いに困っていました。
普段自分は1日1食の生活(夜に食べることが多い。おやつでチョコレートを食べたり)をしています。
便は毎日出ず、2日に1回、3日に1回程度。
食べる量が少ないので、出る回数も人よりは少なくて当然だとも思うのですが、出たとしても、小さくて細い”大”がちょっと出るくらいでした。
出てもあまりすっきりしない。
便の事情はそのような感じです。
また寝る前に布団の中でおならをすると、布団の中におならの臭いが充満してがっかりするくらいの臭いもしていました。
これは腸内環境がおかしなことになっているな……と感じはじめたので、発酵食品を食べてみようと決意。
中でも簡単に作れて長続きできそうなザワークラウトを取り入れてみようと思ったわけです。
自家製ザワークラウトを1ヶ月食べ続けたことで起きた体調の変化・感想
ザワークラウトはキャベツからつくられていますから、植物性の乳酸菌がたっぷり入っているわけです。
自家製ザワークラウトには1gあたり1億もの乳酸菌が入っているらしいです。
この1ヶ月、1日あたり50~100gあたりを食べていましたので、毎日50~100億もの乳酸菌を取り入れていたことになります。
この1ヶ月での変化を簡単に書き残しておきます。
【1週間目】
食べ始めて5日目に最初の変化を感じました。
ここ数年見たことのないしっかりした”大”が出ました。
長さは30cmくらい。適度な固さです。
出したあとのすっきり感によって、気分もよくなりました。
【2週間目】
おならの臭いがそれほど不快なものではなくなってきたように感じます。
あと、2週間目にはおなかの張りがなくなってきました。
これまでは食べた分がちゃんと出ず、中に溜まっていた感じがあっておなかが固く、張っていたのです。
”大”は毎日は出ないですが、出るときはまとまって長めですっきりと出てきます。
【3週間目】
おならの臭いがさらに薄れてきました。
またこのあたりで、出てくる”大”の臭いがなぜかあまりせず!
このあたりで食べるものによっておならの臭い・回数が変化することに気づきます。
具体的には肉・うどん等を食べたあとは腸内が落ち着かなくて、出てくるおならもザワークラウトを食べはじめる前の臭いです。
【4週間目】
大きな便りが朝に頻繁に起こるようになります。
出る時は太く長く(30から40cmくらい)、一気に切れることなく出ます。
こんなことはここ数年ありませんでしたので、自家製ザワークラウトの効果を実感。
太く長く”大”が出てきてくれると、すっきりして、その日は気分がいいです。
やはり中に溜まったままで過ごすとうつっぽくなってくるな、と感じます。
あと、これは関係ないかもしれないですが、抜け毛が減ってきたような気がします。
たまに床が「ここって美容室だっけ?」って感じるくらいに抜け毛があったのですが、以前よりは減ったような印象があります。
とりあえず、ザワークラウトを食事に取り入れた変化としてはこのような感じです。
1ヶ月間だけでもじゅうぶんに体調の変化を感じられています。
自家製ザワークラウトの効果、すごいです。
ザワークラウトを食べる→腸内環境が整う→すっきりとした便が出る→気分がよくなる
いい流れが出来上がりつつあります。
最近の研究では、腸内で幸せホルモンのセロトニンがつくられているとのことです。
発酵食品の乳酸菌によって腸内環境が整い、たくさんつくられたセロトニンが脳に適度に送り込まれているのかもしれません。
自家製ザワークラウトはどういう人におすすめか
便秘・おならの臭いがずっと気になる人にこそ、自家製ザワークラウトはおすすめです。
ほかの手作り発酵食品でもじゅうぶんに効果があるとは思うのですが、「手作りした発酵食品」となると、ザワークラウトがいちばんハードルが低くて、安くつくれます。
キャベツと塩、お好みのスパイス(クミンシード・キャラウェイシード・ローリエ等がおすすめ)だけなので、経済面でのハードルはかなり低いです。
元サッカー日本代表で、腸を通してコンディションを整えることをミッションに掲げているAuBの代表取締役・鈴木啓太さんが「大便は腸からのラブレター」とおっしゃっていました。
自分が食べたものを腸が評価し、大きな「お便り」として体外に出てくるわけです。
鈴木啓太さんはマツコ会議にも何度か出演していて、コンディションを整える上で腸内環境の重要性を説明されていました。
それを知ってから、自分も腸内環境を意識する生活になっています。
自家製ザワークラウトを食べ続けたことで、腸内からスッキリ感とともに、いい”大きなお便り”をもらえる頻度が増えましたね。
1ヶ月食べるだけでもじゅうぶんに効果を感じられます。
→【ザワークラウトづくりにおすすめの容器(瓶)】口が広く、キャベツ1玉が余裕で入るものがベスト
自家製ザワークラウトのアレンジレシピのおすすめ(ポテトサラダ)
ザワークラウトだけを食べていると飽きてきますよね。
そこでちょっとアレンジを。
自家製ザワークラウトのアレンジでおすすめは、ポテトサラダです。
作り方も簡単です。
【ザワークラウト入りポテトサラダの材料】
・じゃがいも(3〜4つくらい)
・ザワークラウト(お好みの量)
・マヨネーズ(お好みの量)
・こしょう(お好みの量)
・オリーブオイル(少々)
・粒マスタード(お好みの量)
・みそ(入れなくてもOK。入れるならお好みの量)
1.じゃがいもをむいて、鍋でふかす(20分くらい。アイリスオーヤマの無加水鍋がおすすめ)。
2.1のじゃがいもをつぶしてから、20分くらい放置して冷ます。
3.冷ましたジャガイモに、上記の材料を入れて混ぜる。
ザワークラウトとポテトサラダの組み合わせは最強です。
おかずにぴったりですし、冷蔵保存であれば2日ほど持ちますし、たくさんつくっておけば便利ですよ。
まとめ
発酵食品を自分でつくって食べるというとハードルが高いかもしれませんが、ザワークラウトだったらキャベツを刻むくらいですから簡単です。
そして、そのザワークラウトからもらえる効果は想像以上に大きいです。
ほぼ無臭の”大”が出たときはちょっと驚きました。
”大”は臭いものという固定概念があったのですが、腸内環境を意識した食材を食べると、”大”はそれほど臭わないということを感じましたね。
ザワークラウトも3回くらいつくると、ルーティーン化してきてつくる作業も楽しくなってきます。
自然と触れ合う行為みたいに感じます。
とりあえず、またこれからも自家製ザワークラウトを食べ続けて体調の変化についてまとめていきたいと思います。
いきなりザワークラウトをつくるのは面倒くさいっていう人は、市販のザワークラウトを食べるのもいいかもしれないですね。
おすすめはドイツ・キューネ社のザワークラウト。
原料はキャベツと塩のみで、余計な添加物が使われていないので、市販のザワークラウトならこれがいちばんよいですよ。
→【はじめてのザワークラウト作り】成功のコツ・注意点まとめ【感想・体験談】
→【ザワークラウト生活のメリット・効果】ひとり暮らしの人におすすめ。栄養価が高く食べられる観葉植物だ。
・ほぼ便秘解消
・長く太い”大”が出てくる
・おならの臭いが無臭に近くなる
・おなかの張りがなくなってくる
・抜け毛が減る
・気分がいい日が増えた