小腹がすいたとき、ふと暇ができたとき、菓子パンをついつい食べてしまう。
菓子パンってさまざまな種類があって、悪魔的なおいしさがありますよね。
でも健康のことを考えたら、やめないといけない……。
わかっちゃいるけど、菓子パンを食べるのやめられない……。
とてもよくわかります。
自分もそうでしたから。
でも試行錯誤の末、やめられました。
その方法は、菓子パンの代わりにおいしい焼きいもを食べることです。
この記事では、菓子パンをやめられないときの対策をまとめた記事です。
ではいきましょう。
もくじ(各リンクから移動できます)
菓子パンをやめるためにまずは試してみてほしいこと
まずはシンプルに”コンビニには行かない”です。
コンビニは常に新作の菓子パンが並べられていますし、誘惑が多いですからね。
コンビニとは縁を切る!
買い物があるならスーパーを利用しましょう。
もちろんスーパーへ行っても、菓子パンコーナーには近づいてはいけません。
コンビニに行かないでください!と提案しましたが、コンビニは全国いたるところにあり、すぐに目に入ってしまいます。
しかもコンビニには強力な吸引力があり、よほど意志が強くないと、コンビニを避けることは最初はむずかしいかもしれません。
ただ、菓子パンをやめるためには、どうしてもコンビニを避ける必要があります。
ただ菓子パンを食べるのをやめるのはなかなか難しい
コンビニには菓子パン以外の商品を買うためにいつも行くし、やっぱりやめられなそう!
……菓子パンの誘惑ってほんとすごいですよね。
長く続く菓子パン習慣をいきなり完璧に終わらせるのは、なかなか難しいです。
NHKラジオ『あとは寝るだけの時間』というラジオ番組(2022年9月19日放送)で『毎日菓子パンを食べてしまい、やめられない』という人からのお悩みが紹介されていました。
そのお悩みに対して、又吉直樹さんが下記のようなアドバイスをしていました。
まずは食べる日を決めること。
偶数の日はOK、奇数の日は食べない!……というふうにして、それが慣れてきたら、さらに3日に1回など食べる頻度を下げて、最終的には菓子パンの味を想像するだけで満足できるようになりますから。
……菓子パンをやめられない人に向けてこんな奇抜なアドバイスをしていました。
たしかに食べる日を決めるというのは菓子パンをやめるための最初のステップかもしれません。
そもそも菓子パンを食べ続けるリスク
菓子パンを食べるのは健康面においてあまり良くないと、なんとなくわかっているかと思いますが、ここであらためてまとめてみます。
『パンと牛乳は今すぐやめなさい!』という本に書いてあることをいくつか引用してみます。
パンを食べたときには幸福感を感じますが、そのあとにやってくるのはさまざまな体調不良や体重増加です。
つまり、パン、特に砂糖をたくさん使った菓子パンを食べ続けることは、自分自身の健康を損ないつづける行為なのです。
菓子パンをやめるために、焼き芋を食べよう

口元が寂しいとき、小腹がすいたとき、コンビニで買える手軽な菓子パンがどうしても欲しくなるのはよくわかります。
そこで菓子パンをやめるために下記を提案します。
菓子パンの代わりに焼きいもを食べよう! です。
菓子パンを食べたくなる理由のひとつに、”甘いものをちょっと食べたい”という欲求があるかと思います。
その欲求が生まれたとき、菓子パンでその欲求を満たすのではなく、焼きいもを食べて食欲を満たすのがおすすめです。
焼きいもならば、立派な腸活食材ですし、菓子パンよりもずっと健康的です。
焼きいも(さつまいも)の特徴

焼きいも(さつまいも)には、下記のような特徴があります。
・食物繊維が豊富
→腸内環境が整い、便通改善が期待できる。
・GI値(食後血糖値の上昇を示す指標)が低い
→血糖値の上昇がゆるやかで、太りにくい糖質をふくんでいる。
・ビタミン、ミネラルが豊富
→ビタミンC、ビタミンEが豊富に含まれており、抗酸化作用が期待できる。
ちなみに、焼きいもは冷やして食べると、でんぷんがレジスタントスターチという物質に変わり、食物繊維と同じ働きをするそうです。
焼きいもを食べるなら、冷やした焼きいもを食べると栄養価がより高まると言えます。
ちなみにスーパーではこんな焼き芋が売られている!
今はスーパーのお惣菜コーナーでも200円前後で焼きいもが買えるんですよ。
『焼きいもなんて、ほくほくしてたいして甘みもないし、のどに詰まりそうで嫌だ……』と感じる人もいるかもしれません。
ちなみに最近いつ焼きいもを食べたか覚えていますか?
焼きいもってホクホクしていて素朴な味で、あまり甘い印象はないという人も多いかもしれません。
ただここ最近、焼きいもはかなり進化しています。
ホクホク系からねっとり系へ。素朴な味からスイーツのような甘さへ。
焼きいもの甘みは、砂糖などの人工的な甘みではなく、自然な甘みです。
現代の焼きいもは、かなり進化して栄養価が高く、甘いスイーツみたいな存在に成り上がっています。
ねっとり系で甘い焼きいもであれば、菓子パンの代用品となるはずです。
品種でいうと、シルクスイート・紅はるか・安納芋といった品種を選ぶのがおすすめ。
またスーパーで選ぶときに、少しねっとりしているものを選ぶと、甘みが多いです。
あとはなぜが焼きいもは冷やすと甘みが増すという不思議と性質があります。
スーパーのお惣菜コーナーに並ぶ焼きいもはホカホカではないので、適度に甘みが多いです。
いや、焼きいもの甘みなんて、わずかでぜんぜんおいしくないんでしょ? と思われるかもしれませんが、最近の焼き芋はびっくりするほど甘いんですよ。
シルクスイート、紅はるかあたりなんて、ほんとにスイーツみたいな感覚です。
サミットストアの焼きいも

紅はるか、シルクスイートといった焼きいもが主に売られています。
焼きいもの大きさによって、160円くらいから240円くらいの価格帯です。
自分は購入したらあたためることもなく、そのまま(ほんのりあたたかいくらい、やや冷たい)で食べますが、この冷たい食べ方のほうが甘く感じますし、おいしいです。
オーケーストアの焼きいも


茨城県産の紅天使という『紅』系の焼きいもが売られています。
ドンキで見られるような焼きいも専用の機械に保温されています。
価格は220円くらいで、15センチから20センチ弱のなかなか立派なものを食べられます。
これもねっとりしていて、かなり甘みがあります。
控えめに言ってほぼスイーツです。
一瞬で食べ終えてしまいます。
スーパーで売っている焼きいもでも、じゅうぶんに甘みがあります。
菓子パンの代わりとして食欲を満たしてくれるはずです。
個人的なおすすめは成城石井で売られている『ごほうび野菜 濃密やきいも』

成城石井ではこんな焼きいもが売られています。
価格は400円くらい(賞味期限は要冷蔵で製造日から45日くらい)。
15センチくらい長さの焼きいもが4本くらい入っています。
この焼きいものいいところは、冷蔵のままでじゅうぶんにおいしい点です。
焼きいもってこんなに甘かったっけ? と思えるはず。
1日1本食べるとすると、1日100円ちょっと。4日分は焼きいもが菓子パンの代わりをしてくれます。
『ごほうび野菜 濃密やきいも』は冷蔵庫で保管できて、食べたい分だけ取り出せばOK。
袋から取り出してすぐに食べられる手軽さもいいところです。
もちろんレンジでチンをしてもおいしいです。
成城石井だけではなく、普通にAmazonとかでも買えるようです。
ただ、デメリットが1点あります。
この『濃密やきいも』がうますぎて、1度開封したら1日でぜんぶ食べてしまう可能性があります。
ただまあ、菓子パンをぜんぶ食べてしまうわけではないので、健康的ではあります。
成城石井で売っているごほうび焼きいもを食べた感想まとめ(ツイッターより)
成城石井の「濃密やきいも」初めて食べたけどこれ本当に美味しいですね…。
成城石井の気になってたコレ! 小ぶりなやきいも(皮付き)だった〜
成城石井で買える「濃密やきいも」食べたのですが凄いです。蜜でペースト状だしスイートポテトの味。
ダイエット中のプチご褒美に!成城石井に「ごほうび野菜 濃密やきいも」がたまりません…。蜜でしっとりした国産のおいも。噛まずしてつぶせるねっとり感。
チョコを食べるのをやめられない人も焼き芋は効果的
菓子パンだけではなく、チョコをやめられないという人も多いのではないでしょうか。
自分もチョコを惰性でよく食べてしまって自己嫌悪に陥ってたのですが、代わりに焼き芋を食べる習慣が身についてくると自然にチョコもやめられました。
焼き芋の甘さによって、チョコを食べたい欲が自然と落ち着いていきました。
長年チョコをやめられなかったのですが、代わりに焼き芋を食べるこの方法はほんとにおすすめです。
焼き芋なら健康的ですし、適度に甘みもあるので、チョコレートの代わりとしてぴったりな食材です。
しかも嬉しいことに今は、年中スーパーで焼き芋を買える環境が整っています。
おかしや菓子パン、チョコに向いていた目を焼き芋に向ける。
そうすれば間違いなく、惰性でおかしや菓子パン、チョコを食べてしまう習慣にさよならできます。
食べるのをやめられないと悩んでいる人はぜひ試してみてほしいです!
まとめ
菓子パンをやめるためには、コンビニに行くのをやめる。
毎日菓子パンを食べてしまうなら、まずは2日に1回とか、徐々に食べる回数を減らす。
それでも、やはり毎日菓子パンに手が伸びてしまうなら、ぜひとも菓子パンの代わりに焼きいもを食べてみてください。
シルクスイートや紅はるかなどの甘いものを選べば菓子パン代わりにもなりますし、腸活もできてダイエット効果もあります。
というわけで、菓子パンを食べたくなったら、代わりに甘くておいしい焼きいもを食べよう!が最終的な結論です。
甘くておいしいのに、健康的なのはずるいです、焼きいも。
焼きいものおいしさにとりつかれたら、きっと菓子パンの沼から足を抜くことができるはずです。
焼きいも専門店めぐりをするくらい焼きいも好きになれば、菓子パンの存在なんてきっと忘れているでしょう。
菓子パン(もしくはチョコなどのおかし)を食べるのをやめられないという人は、ぜひ焼きいも生活を試してみてください!
とくにこの濃密やきいもはおすすめです!
一度食べたら絶対にハマってしまうので、やきいも沼にハマりたくない人は購入しない方がよいかもしれません!
・パンを食べると、自律神経やホルモンバランスの異常を引き起こすことがある。太りやすくなる。
・パンを食べて未消化物がふえると、内臓脂肪がふえやすくなる。
・小麦をとるとモルヒネに似た物質が分泌され、血液脳脊髄液関門を突破し、幸せ感をもたらす。
・欧米におなかまわりの太い人が多いのは、肉食ではなくパン食のせい。
・将来的には、糖尿病や認知症を発症する危険が増す。