小説を読もうとして感じること。
なんだか集中力が続かない……。
長い物語が読めなくなった……。
読む気があるのに、たまに難しい漢字が出てきて、読めずに流れがとまってしまって嫌になる……。
こうなると、もう読書する気になりませんよね。
そんな経験がありませんか?
おまけに紙の本を長時間持つという行為って疲れますよね。
腕も地味に疲れてきます。
この記事では、小説が最後まで読めない・集中力が持たないときの対策についてまとめました。
もくじ(各リンクから移動できます)
小説が最後まで読めない・集中力が持たないときの対策
1日で一気にぜんぶ読もうとしない
300ページの小説などは読み終えるまで、5〜6時間くらいかかるではずです(かかりますよね?)。
それに1行1行ちゃんと読んでいたら、気づかないうちに集中して体が緊張してしまいます。
今日は30ページくらい読もうと決めて、ちょっとずつ読めば脳の負担もおさえられるでしょう。
映像がない本(小説)を読むってかなり重労働ですからね。
しおりを頻繁にはさみつつ、気長にマイペースで読み進めましょう。
長く読む際は、適度に休憩を入れる
集中できないってとき、体のどこかにだいたい疲れがたまっていませんか?
同じ姿勢でずっと読んでいたとか。
目を使いすぎているとか。
その場合、20~30分くらいでいったん体を伸ばしたり、目を閉じて休憩を入れるとよいでしょう。
適度に休憩をはさんで読書をすると、集中力を長く維持できるはずです。
人間が集中できる時間って限られています。
自分が集中できる時間はどれくらいなのかを把握して、読書するといいでしょうね。
筆者の場合は、20分くらい(普通の人より短いかもしれない)で集中力が切れるので、頻繁に休憩しています。
人間の集中力なんてそんなもんでしょう。
そもそもおもしろくない小説かもしれないから、読むのをやめる(時間をあけて後日読む)
読んでいて本当におもしろい小説って、先が気になってどんどんページをめくっている気がします。
没頭して時間さえも忘れてしまう感覚です。
もしページをめくる手が重いとか、読んでいてほかのことを考えていたりしたら、小説の世界に集中できていないってことですよね。
もしかしたら、それ、おもしろくない小説なのかもしれませんよ……。
小説は自分の好みに合う、合わないがあります。
文体が好きとか、世界観が好きとか。
集中して読めないと感じたときに「これをちゃんと読めないのは自分が悪いの?」と考えず、この作品はつまらない!と決めて、本を閉じましょう。
せっかく買った本なんだから、最後まで読まないといけないって考えて嫌々ながら読書をすると、かえってストレスです。
ストレス解消であるはずの読書で、ストレスがたまってしまっては本末転倒です。
なので、思い切って読むのをやめる。
もしくはまたいつかその本を読む、などがいいと思います。
場所を変えて読む
本って机の前で姿勢をただして読むと非常に疲れます。
ソファーでだらだらしながら読んだり、通勤・通学中にちょっとずつ読んだり、カフェで読んだりなど、場所を変えると集中力が持続します。
気分転換にもなりますしね。
場所を変えるたびに、自然に休憩もできているはずです。
読む姿勢を変えながら読む
同じ姿勢で読書をしていると、知らないうちに疲れが溜まってきて、集中力が切れてきます。
なので、頻繁に姿勢を変えることで集中しやすくなります。
たとえば、下記みたいな感じです。
個人的な経験なのですが、読書はずっと同じ姿勢では長時間は続かない気がします。
立った状態であったり、軽く歩きながら読んだりしています。
これがいい刺激になってちょうどいいんです。
ぜひ試してみてください。
上記を試しても読めないよって人は、耳からの読書もおすすめ
Amazonオーディブルを活用する
ビジネス書や自己啓発本と違って、言葉や文章にこだわりのある作家さんは、無意識的に難しい漢字を使用しています。
そのため、普段見慣れていない漢字が出てきたとき、ふりがながふってあれば問題ないですが、ふってない場合は、読む手がとまります。
「これって何て読むんだっけ・・・?」みたいな。
あと、小説の場合は日常では読み慣れていないクセのある独特の文体で書かれているが多いです。
自分は森見登美彦さんの『夜は短し歩けよ乙女』を紙の本で読もうとして、その独特の文体と漢字の難しさに挫折して、3ページくらいで、そっと紙の本を閉じた経験があります。
しかしAmazonオーディブルで聞いたら、自分はすんなり最後まで読めて(というか聞けて)楽しめました。紙の本と、耳での読書はこんなにも違うものか!とかなりびっくりしました。
Amazonオーディブルとは、オーディオブック(聴く読書)のサブスクサービスです。
聴く読書なら、聞き慣れない言葉があっても前後の流れから、なんとなく意味が推測できます。
紙の本とちがって、読めなくて流れがとまることもないです。
小説って実は、目よりも耳を使って読書したほうがはかどるのかもしれませんよ。
毎日長時間スマホを見ていたりする人にとっては、日常的に目が疲れているでしょうから、目を休めながら読書をできるAmazonオーディブルはかなりおすすめです。 Amazon Audible 30日間無料体験を試してみるKindle版の小説を購入(もしくはkindle unlimitedの読み放題などを利用)を利用して、読み上げ機能を使う
電子書籍をダウンロードし、スマホの読み上げ機能を使うのもおすすめです。
スマホの音声(siriなど)に、その電子書籍を読み上げてもらいましょう。
オーディブルのプロのナレーターさんが朗読してくれる声のような良さはありませんけども。
スマホやタブレットによるkindleの読み上げですと、ところどころ読み間違いもします。
読み上げの精度は96%くらいです。
完璧に読み上げてはくれないんですけど、この電子書籍版の読み上げを利用するメリットは、目でも普通に読めて、読み上げ機能で耳でも読書ができる点です。
そのときの自分のコンディションによって、読書スタイルを決められます。
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小説を読んでいて集中できないとき、最後まで読めないときは適度に休憩をとったり、場所を変えたり、目ではなく「耳」を活用したりするといいでしょうね。
今は紙の本を手で持って目で小説を読むのではなく、耳からの読書も話題になっています。
AmazonオーディブルはテレビCMでもよく見かけますし、今後は読書といえば目ではなく、「耳」でするものというふうに変化していきそうな気がします。自分はよく耳からの読書をしているのですが、目で読書するときよりも読書がはかどる気がします。
目よりも耳のほうが、リラックスできて頭によく入ってくるのです。
とくに小説を読む際に、耳からの読書はわりとおすすめです。
小説は、ベッドでうとうとしながら耳でだらだら聴くくらいがちょうどいいですよ(たまにリラックスしすぎて寝落ちしてしまう)。
わざわざ1日の終わりに、疲れた両手で本を持ちながら読んでいるだけでもかなりのストレスなのに、そこにむずかしい漢字が出てきたらもうイラッとします。
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・ソファーに座った状態で読む
・椅子に座った状態で読む
・寝転がりながら読む
・壁に寄りかかって立ちながら読む
・部屋の中を歩きながら読む