本のサブスクといえば、kindle unlimitedが有名です。
以前、1ヶ月間、kindle unlimitedを使ってみたのですが、自分には合いませんでした。
仕事でPCを8時間以上使ったあとに、スマホやタブレットでの読書は目に対しての負担が大きくて集中できなかったのです。
この記事ではkindle unlimitedが向かない人について、それに代わるオーディブルの良さについてまとめています。
もくじ(各リンクから移動できます)
kindle unlimitedをおすすめしない理由
kindle unlimitedはスマホやタブレットなどのさまざまな端末で200万冊以上が読めるサブスクですが、普段からPCなどで作業をしている人には正直おすすめできません。
理由としては、仕事以外の時間もスマホやタブレットにべったり張り付くことになり、目への疲労感が半端ないからです。
仕事を終えて、その後、kindle unlimitedでさまざまな本を読んで寝るとき……目が痛い……となります。
この”読み放題”というのがかなりクセものです。
なんでも読めるため、1冊でも多く目を通さないと損だ!と思い込んでしまって、少しでも興味があればダウンロードして読んでしまいます。
次から次へとダウンロードしてしまい、目が休む時間がありません。
仕事終わりにkindle unlimitedで読書を貪欲にしようとする人の目は疲弊しきっています。
それにこのkindle unlimitedでの読書時間以外でも、誰もがスマホで何かしらの画面を見ているでしょう。
つまり、kindle unlimitedを利用すると、ほんとに1日ずっと画面を眺めていることになるでしょう。
最近、『スマホ失明』という本を読みました。
その本の中で書いたデータを紹介します。
オーストラリアのブライアン・ホールデン視覚研究所は、世界の近視人口が約50億人になると推計しており、このうちの約10億人が強度近視になると予測しているようです。
つまり、約2050年近くには約10億人(世界人口の10人に1人)が失明のリスクにさらされる可能性があるということ。
世界の人々の近視が進む最大の原因は、主にスマホやタブレットの使いすぎです。
Kindle unlimited でお得に目で読書を続ける行為は、長期的に目の健康を損なう可能性が高いです。
生きていく上で情報量が多い目の機能を失うことは、人生の質を低下させてしまいます。
現代で生きていく上では、デジタルデバイスでの目の読書は極力最小限にしたほうがよいでしょう。
あとkindle unlimitedのデメリットとしては、新刊が読めないことが多いです。本屋で興味を持った新刊をkindle unlimitedで読もうと思っても、だいたい読むことができません。
「200万冊以上が読める」とあるため、本屋さんの平積みのラインナップがそのまま利用できると錯覚しがちですが、新刊はサービス対象外である可能性が大です。
だいたい本を読むときって、広告にあった新刊を読みたいってときが多いでしょうし、その読みたい欲や熱があるときに、読みたいものです。
kindle unlimitedで読もうと思って読めなかったら、感情の落差がすごいです。
というわけで、目の健康のことを長期的に考え、さらには新刊が読めないことを踏まえて、自分は1ヶ月の無料体験のみでkindle unlimitedを終えました。
ただ、書店でちょっと立ち読みしづらい雑誌(具体名は出しません)のバックナンバーとかも読み放題ですから、まあ、少しはメリットがあります。
もし利用するなら、kindle unlimitedの無料体験期間のみ、さくっと楽しんで、さっさと退会するくらいの使い方がおすすめです。目が疲れやすい現代において理想の読書方法を模索した
現代においては、多くの人がPC・タブレット・スマホで何かしらの作業をしているはずです。
その作業では主に「目」を使っているでしょう。
現代では、「目」にかかる負担が大きい時代です。
耳よりも鼻よりも、「目」が使われる場面が圧倒的に多いです。
誰もが「目」に対してブラック労働を強いていると言ってもいいかもしれません。
そんな状況の「目」に対して「ねえ、kindle unlimitedがお得だから、タブレット・スマホでもっと読書をしようよ!」とお願いするのはちょっとしたいじめのように思えてなりません。
仕事以外の時間で目で読書をするなら最低でも、目に優しい紙の本で読書をしてあげたいものです。
もしくは、耳にも読書作業を負担してもらうのがいいかもしれません。
間違っても、タブレット・スマホの画面にずっと目をさらすのは目の健康のためにも避けたほうがいいでしょう。
耳での読書(オーディブル)は、目の酷使をふせぐ読書
読書をするといったら、多くの人が目で行うものと思いがちですが、最近は耳での読書も流行っています。
なかでもおすすめは最近テレビCMでもよく見かけるAmazonオーディブル(聞く読書)ですね。オーディブルは月額1,500円で12万作品が聴き放題です。
オーディブルのメリットは、「ながら読書」ができることです。
プロのナレーターが感情を込めて読み上げてくれるので、自分はこの耳での読書のほうが理解しやすいですね。
小説などの物語性のあるものを選ぶのがとくにおすすめですね。
感情移入しやすいですし。
映画を目を閉じて見ているような感じになるのがオーディブルでの小説読書です。
ただ、便利なオーディブルでもいくつかデメリットがあります。
・kindle unlimitedよりも対象作品が少ないこと
・新刊の作品は聴き放題になりづらいこと
・解約後に、手元に本が残らないこと
加えて、自己啓発本などをオーディブルで聴くと読み方が単調で途中で眠くなってしまいます(個人的感想)。
ただ、すべてのニーズを満たしてくれるサービスはないでしょうから、ある程度のデメリットはしかたないでしょう。
目が疲れやすい現代において、読書はひとつの方法でおこなうものではない、というのが個人的な結論です。
たとえば下記のような分けて読書するやり方もいいでしょう。
現代の読書は、『1.目と耳を両方使う』『2.電子書籍と紙の本を両方使う』ことが最適なのかなと感じています。
目を休ませる機会をつくるためにも、目の健康を守るために、耳での読書習慣を取り入れるのも良いと思います。
Amazonオーディブルは30日間の無料体験ができますし、自分には合わなければさっさと解約すれば良いと思います。30日以内で解約すれば費用は0円ですし、試してみる価値はありますよ。
まとめ
kindle unlimitedは自分には合わず、1ヶ月で解約してしまいました(0円のうちに)。
生活スタイル、読書スタイル、読む本の範囲などによって、合う・合わないはあるでしょうね。
個人的にはAmazonオーディブルでの読書は気に入っています。たとえば、これまで独特の文体で紙の本では読めなかった森見登美彦さんの『夜は短し歩けよ乙女』は、オーディブルだったら、ぜんぶ聴き通せました(朗読の魔力)。
この『夜は短し歩けよ乙女』は耳で読む用の作品だったんだと思えるくらい楽しい小説です。
とくに「散歩しながらの読書」は最高です。
人生を効率的に使える気がします。
さらには耳での読書を取り入れたことで、長期的には目を守ることにもつながるはずです。
目を休ませ(守り)ながら、目を閉じながら、ベッドでだらだら読書ができるってある意味で革命的です。
読書が好きで目を酷使して、最悪のケースとして失明したら、もう絶望ですからね。
あらゆるデジタル機器を使う現代では、読書は目だけでしてはいけない時代なんだな、と感じています。
目を使ったり、耳を使ったり(Amazonオーディブルはほんとにおすすめ)、紙の本を使ったり、適度に電子書籍を使ったり、あらゆる方法で読書を楽しんでいきましょう。 >Amazonオーディブル(耳の読書)で30日間の無料体験
・散歩「しながら」読書ができる
・家事「しながら」読書ができる
・ドライブ「しながら」読書ができる
・目を休ませ「ながら」読書ができる
・目の酷使を防ぎ「ながら」読書ができる