【大型書店恐怖症】おばけ屋敷より大型書店が怖いと感じてしまうのは変なのだろうか

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大型書店って行きますか?

僕はたまに行くのですが、最近気がついてしまったことがあります。

タイトルどおりなのですが、本屋が怖いです。

とくに大型書店が怖いです。

大型書店恐怖症です(この奇病は僕だけかもしれませんね)。

本自体は好きなのですが……。

おばけ屋敷より大型書店が怖い……。

そんなふうに感じたことはありませんか?

大型書店が怖いと感じてしまう理由

大型書店にはおびただしい量の本が並べられているから

大型書店だから、本の販売数が驚くほどあるのは当然ですよね。

でも、あんなに並べる必要ありますかね……。

たとえば、都内にある大型おばけ屋敷書店は下記です。

東京駅にある丸善(丸の内)、ジュンク堂(池袋本店)、紀伊國屋書店(新宿本店)、三省堂書店(神保町本店)。

何かいい本に出会いたいと思って大型書店に行くわけですが、本の量に圧倒されて……もはや怖いです。

大型書店は本のデパートみたいになってしまったから

さきほど挙げた大型書店は1階から5〜7階くらいまでのフロアがあって、100万冊くらいの在庫があり、もう本のデパートみたいな感じです。

しかも、毎日何百冊もの本が新作として登場してくるわけですよね。すさまじい量です。

デパートって行くと疲弊するんですよね。モノがあふれているから(デパート恐怖症)。

で、スーパーマーケットのジャム理論を思い出しました。

何十種類のジャムを棚に並べるより、厳選された数種類だけを並べたほうが売り上げが伸びるというやつですね。

大型書店としてはたくさんの本を並べて、読者の嗜好を網羅しようとしているのかもしれないですが、選択肢が多すぎてもはやちょっとストレスに思えてしまいます。

選択肢が多すぎて、ちょっと立ち読みしただけで疲れてしまい、選べません……。

言い方が悪くなってしまうのですが、大型書店は本のゴミ箱みたいに思えてしまうのです。

ほんの少しのいい本を販売するこじんまり書店が読者には優しい

では、どんな書店がいちばん理想なのかな、と考えてみました。

厳選された本を販売してくれる個人的な個性派こじんまり書店が理想です。

たとえば、JR上野駅より徒歩3分ほどのところにある「ROUTE BOOKS(ルート ブックス) 」。

古くなった工場をリノベーションして、2017年頃にオープンしたブックカフェです。

適度な本、落ちついた雰囲気、おまけにカフェもある。

最近はこういう書店が増えていますよね。

こういう書店だと落ちついて本を選べます。

本を買いたいという気持ちが自然にわいてきます。

大型書店恐怖症の僕にはほんとにありがたい。

書店は”居心地の良さ”も売ってほしい

「おまえのためにこんなに本をそろえてやったんや、1冊くらいおまえの欲しい本あるやろ」的な圧迫販売の雰囲気を大型書店には感じてしまうのです。

僕だけがそう感じているかもしれないですが。

で、とりあえずここまで書いてみて思うこと。

大型書店に恐怖心を抱いてしまうのは、“居心地の良さ”が足りないからなのかな、と。

適度な量の本に囲まれた居心地のいい空間。

これこそが、僕が書店に求めることです。

居心地のいい空間で予期せぬ本に出会ったとき、人はちょっとときめいて本を買いたいと感じる気がします。

まとめ

欲しい本が決まっているなら、Amazonで注文。

何かあたらしい本に触れたいなと感じるときは、お気に入りのこじんまり書店がおすすめです。

「大型書店恐怖症」になってしまったら、大型書店はなるべく避けて生きていくしかありません。

現在のところ、これは完治しません。

うまく付き合っていくしかないようです。

結論:大型書店はときどき、おばけ屋敷以上に怖い。

みなさんはなにか怖いものはありますか?