ふと、どこかへ行きたいと思うことってありませんか?
どこかへ行きたい。
どこかへは行きたいけれど、どこへ行きたいのかはわからない。
どこかへは行きたいけれど、行きたい場所を探しだすのがめんどうくさい。
そんなふうに思ってしまいます(僕は)。
どこかへ行きたいと感じるときの”どこか”は、もしかしたら近くのビジネスホテルなのかもしれません。
もくじ(各リンクから移動できます)
どこかへ行きたいの”どこか”は近くのビジネスホテルかもしれない
「どこかへ行きたい」のに「なんでわざわざ近くのビジネスホテル?」と思う方にまず1冊の本を紹介します。
『どこでもいいからどこかへ行きたい』です。
著者のphaさんはこの本のなかの『一人で意味もなくビジネスホテルに泊まるのが好きだ』という項目でこう語っています。
要は僕がビジネスホテルでやっていることは、普段家でやっていることと全く変わらない。でもそれがいつもと違う場所だというだけでなんだかすごく楽しくて解放感がある。見てるものは同じはずなのにいつもと違う場所で見るインターネットはなんであんなに楽しいんだろうか。普段ほとんど見ないテレビもビジネスホテルでは面白くみたりする。
『一人で意味もなくビジネスホテルに泊まるのが好きだ』より
『一人で意味もなくビジネスホテルに泊まるのが好きだ』を読んだときに、思わず共感してしまいました。
どこかへ行きたいの”どこか”は、ただのビジネスホテルだったのか、と思えました。
どこかへ行きたいと感じるとき、どこか=どこか遠くの観光地、ではなく、日常の領域から少し離れた場所(ビジネスホテルみたいなふつうの部屋)で「日常を送る」ということを求めているのかもしれません。
「どこかへ行きたい」欲はビジネスホテルで解消される(かも)

ビジネスホテルといえば、出張で泊まるために利用したり、旅行に行くときに利用したりするのが一般的ですよね。
僕たちはそれが一般的なビジネスホテルの活用方法だと思っています。
他になにか目的(仕事・旅行)があり、ビジネスホテルをその目的のために利用するのがふつうです。
その場合、ビジネスホテルでの時間は基本的にメインになることはありません。
しかし、ビジネスホテルで過ごすことを目的として、ビジネスホテルに宿泊することを考えてみると、少しワクワクしてきます(しませんか?)。
とくべつ綺麗な部屋ではないビジネスホテルの1室になぜ、ワクワクしてしまうのか。
それはきっと、ビジネスホテルのあたらしい活用法を発見できたから。
4000円くらい支払えば、普通のビジネスホテルに1泊できます。
最低限の備品があって、肩肘張らずに1日を過ごすことができます。
これだけでじゅうぶん「どこかへ行きたい」欲は解消されるはずです。
「どこかへ行きたい」と感じたとき、気分転換のためだけに、ビジネスホテルに宿泊してダラダラしてみるのも、おもしろいかもしれません。
人気YouTuberのゆきりぬさんの「ひとりでビジネスホテルに泊まる動画」を見てみる
こちらはゆきりぬさんが秋葉原近くにある『ドーミーイン』というビジネスホテルに泊まり、まったりしている動画です。
それだけの動画です。
ゆきりぬさんは、とある芸能人(誰かは不明)がラジオで発言した「リフレッシュのために、都内のビジネスホテルに泊まるのが好き」という考え方に共感して実践してみたそうです。
ゆきりぬさんはチェックインをしたあと、部屋でゲームをして、近場のラーメン屋に行っています。
で、ホテルに戻ってからお風呂に入り、ホテルのサービスで提供されている『夜鳴きそば』を食べます。
そして、部屋のベッドで寝転びながらまたゲームをしています……これだけの内容です。
この動画のおもしろいところ……
それは、ゆきりぬさんはこのエリアに旅行で来たわけではない、という点です。
ただ、『ビジネスホテルでくつろぐ』という目的のためだけに、このビジネスホテルに泊まっているのが斬新なのです。
まとめ
どこへでもいける現代社会だからこそ、意味もなくあえて近くのビジネスホテルに泊まってみる。
近くのビジネスホテルで、普段家でやっていることと同じことをしてみる。
どうです? ちょっとワクワクしませんか?