2023年夏。暑かったですねえ。
地球規模で異常な暑さを計測している場所が多いです。
東京では最高気温が35度を超える猛暑日が過去最多を超えるなど、いよいよヤバい事態に。
ほんとに暑いです……。
テレビでは、毎日のように猛烈な暑さで災害級の暑さというふうに表現されています。
そんな中で、国連では「地球温暖化の時代は終わり、地球が沸騰する時代に」と、異常な暑さについて説明していましたね。
→「温暖化は終わった。地球沸騰化の時代が到来した」国連事務総長が警鐘 WMO、この7月は“ほぼ確実に史上最も暑くなる”
地球沸騰化……。
初めて聞いたワードです。
温暖化でもじゅうぶんにヤバいと思っていましたが、沸騰化となると、これはヤバいですよね。
われわれはどうしたらいいのでしょうか。
この記事では、これからの地球沸騰化の時代どうやって生きていけばいいのか……考えてみました。
もくじ(各リンクから移動できます)
地球沸騰化の時代でいよいよヤバい
北海道で35度。エアコンがない学校も
夏場は避暑地としてのイメージもある北海道でも、2023年の夏は各地で35度を超える猛暑。
ここまでの猛暑を想定していなくて、エアコンを設置していない学校もあったり、今後は全国各地のすべての建物で、エアコン設置が義務化となるかもしれません。
北海道では猛暑の中での運動で亡くなってしまった小学生も。
猛暑が人の命を奪ってしまう異常な時代になってしまいました……。
夏の甲子園の異常な暑さ
夏といえば、甲子園のイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
2023年の夏の異常な暑さで、甲子園では試合の5回終了後に10分間の「クーリングタイム」が設けられました。
しかしそれにもかかわらず、猛暑の影響で倒れてしまう選手も……。
現在の夏の甲子園は、昔の夏の甲子園とはかなり違ってきています。
とくに、暑さの点において。
ここまできたら、夏の甲子園は開催について根本的な変更が必要だなと感じます(誰もが感じていますよね?)。
たとえば、16時以降のみ試合にする、とか、秋に開催するなど。
真夏の昼時の試合を避ける対策をしないといけない時期にさしかかっています。
甲子園の開催についての変更は簡単ではないと思いますが、死者が出てしまってからでは遅いです。
2024年の夏の甲子園については何かしらの劇的な変更がおこなわれることを期待したいですが、どうでしょう……。
サマソニで熱中症患者が100人以上
2023年8月19日におこなわれた音楽フェス「サマーソニック」で、熱中症の症状を訴えた人が100人以上というニュース。
現地にいなかったので、その暑さがどれほど殺人的だったかはわかりませんが、普通にヤバかったんでしょう……。
一部のエリアではスポーツドリンクを没収されていたらしいですし、そんな厳しい暑さの中で、音楽を心から楽しめるのか疑問です。
今後、夏におこなわれていたイベントの多くは秋に開催時期をずらす、というのが主流になるのではないでしょうか。
地球沸騰化で異常気象の増加。これからどうなるのだろう
地球沸騰化というワードが出てきて改めて思うのは「なんだか最近、異常気象の規模が大きくなった……?」かな、と。
夏場の日傘は当たり前になる
夏場の日傘といえば、女性だけがさしているイメージですよね。
しかし2023年の夏は、日傘をさしている男性の数が多い印象でした。
日傘をさしている人が10人いたら、8人は女性、2人が男性といった感じでした(個人的リサーチ)。
というわけで、今後の夏は晴雨兼用の日傘を、女性だけではなく、男性もあたりまえのように持ち歩く時代になるかと思われます。
ただ男性の多くは「日傘をするなんて恥ずかしい」みたいな感想を持つ人もいるかと思います。
しかし、日傘をさしてみると涼しいですし、まわりもそれほど見ていませんから(個人的な感想)、勇気を持ってさしてみることをおすすめします。
これからの夏は誰もが日傘をさしてないと、ヤバい。
台風の数が増加
台風が発生すると、どうしてこうも日本列島を通過していくんでしょうかね。
しかも年々規模が大きくなって日本を直撃している気がします。
来年以降も台風の規模は大きくなっている可能性が高いでしょう。
台風に対してはもう打つ手がありません。
交通機関の停止・遅延トラブル増加
台風のように、事前に予報が出ていれば対策ができるかと思いますが、突発的なゲリラ豪雨が来たら、社会は混乱に陥ってしまいます。
異常な大雨で車両トラブルで、列車が緊急停止、社内に缶詰みたいなことだって起こり得ます。
台風で新幹線が運行できず、車内で一夜を明かす……みたいなニュースもありましたし。
地球沸騰化による異常気象の増加は、間違いなく生活に影響を及ぼしてくるでしょうし、最悪の場合、死に至るケースも多発してくるでしょう。
地球沸騰化の時代において、普段からできること。持っておいたほうがアイテム・スキルを考える
日傘
夏のここまでの暑さとなると、日中の外出はほんとに命の危険さえ感じます。
そんな猛暑の中で、日差しを直接に受けることで熱中症の可能性が高まります。
なので、最低限、すべての人が日傘をさす時代がもうすぐ来る気がします。
2023年の夏は日傘をしている男性が一気に増えた印象があります。
折り畳み日傘をバッグに忍ばせて外出があたりまえになりそうです。
携帯トイレ
ここ最近、電車の遅延・車両トラブルが多い印象があります。
異常気象によって体調がすぐれない人の増加→車内で急病人が増加→電車の遅延
異常気象(暑さ・寒さ両方)によって予期せぬ車両トラブルで電車が緊急停止→車内で缶詰状態
……という具合です。
中には長時間、電車が停止して、車内に閉じ込められるケースも。
そのときに問題になるのがトイレです。
車内にトイレが設置されていればいいですが、電車の多くにはトイレがありません。
長時間閉じ込めの場合、ネット上では車内で失禁問題がひそかに取り上げられています。
日本では日々電車で移動している人が多くいます。
電車の停止による車内での閉じ込め、そしてそのときのトイレ問題は誰もが直面する可能性があります。
そのときにたまたま携帯トイレを持っていれば、対処もできそうですが……なければ最悪の事態が起こります。
→人身事故(緊急停止)で電車に閉じ込められて腹痛で漏れそう……通勤時のトイレ対策を真剣に考える
防災セット・保存水
異常気象(ゲリラ豪雨・線状降水帯)によって警報が発令されて、どこかで避難生活をしなくちゃいけない状況も、今後は誰もが経験する時代なのかもしれません。
また、近くの河川が氾濫したときに「うちは大丈夫だろう」と高をくくって、何の準備もせずに逃げ遅れて、自宅の2階から身動きが取れないなんてことも起こり得るかもしれません。
救助がすぐに来てくれるかどうかもわからない状況に、誰がいつおちいってしまってもおかしくないです。
なので、最低限の防災セット、保存水などの準備は最低限しておいたほうが良さそうです。
まあ、最低でも、水があればなんとか生き延びることはできそうですし、長期保存の水くらいは家にあっても良いでしょう。
少食のライフスタイル
少食のライフスタイルはモノではないですが、これからの地球沸騰化時代に必要なスキルと言えそうです。
理由としては、昨今の異常気象の増加と物価高です。
地球の人口は増加し続けています。
さらには異常希少の増加によって食物の生産にも影響がでてきており、価格がどんどん上がっています。
給料はあがらないのに、食品の価格ばかりが上がっています。
つらいですよね。
なので、1日3食の食生活を最低でも1日2食へと変えてみるのをおすすめします。
具体的には朝食を抜く! だけですね。
やってみると、意外と簡単にできることがわかるはずです。
朝食を抜けば、睡眠の時間を増やせますし、食費の節約にもなりますし、空腹時間の増加によって健康的にもなります。
いいことだらけです。
江戸時代までは1日2食だったみたいですから、現代人も1日2食の生活をできるはず。
1日2食ができれば、さらにその先の1日1食も視野に入っています。
芸能人でも1日1食の生活をしている人も多いですから、できる人はためしてみてください。
食費も節約できて、活動的に動けるようになれますよ。
→1日1食は”慣れること”がすべて。慣れたらつらくない【おすすめのやり方と対策】値上げが続く日本で生きる術
→【不食という生き方】弁護士・秋山佳胤さんの本を読んだ感想。好きなことをすれば不食に近づける。
まとめ
地球沸騰化という新しい時代に突入した地球で、わたしたちは生活を見つめ直す時期なのかもしれません。
これまで昔の夏の暑さを想定しておこなわれていたイベントは、秋へ開催時期をずらす。
日常生活レベルでは、夏の日傘は必須。
突発的な異常気象によって、日常生活が奪われる可能性があることも踏まえて、ハザードマップの確認・備蓄の準備を定期的におこなうことが重要そうです。