地球温暖化の影響で、年々夏が暑くなっている気がしますよね。
夏は快適に過ごしたいと思って、男である自分は数年前に男用の日傘を購入したことがありました。
しかし、現在はいろいろな理由があって、日傘の使用をやめています。
この記事では男が日傘を使った感想、そしてやめてしまった経緯について、など日傘男子に関しての内容をまとめています。
もくじ(各リンクから移動できます)
そもそも日傘は涼しいのか
「日傘は涼しい?」と聞かれたら、僕は「涼しいです!」と答えます。
ほんとに涼しいです。
例えば最高気温33度の晴れの日に日傘を使う場合、体感温度はマイナス5度くらいになり、28度くらいの状況に感じます(28度でも暑いのですが、日差しを直接浴びるのと比べたら、かなり涼しいのです)。
大きな木の下の木陰に入ったときのことを想像してみてください。
涼しいですよね?
日傘を持つということは、その涼しさを街中で常に感じられるということです。
日傘は、自分専用の日陰を持ち歩いているようなイメージなのです。
ちなみに、どこで日傘を買ったのか
はじめての日傘をどこで買えばいいのかわからず、とりあえずそのときはデパートの傘コーナーで買いました。
店員さんに「男である自分がはじめて日傘を使いたいこと」を伝えました。
すると、店員さんがおすすめしてくれたのは下記です。
ちなみに、折りたたみタイプは持ち運びやすいというメリットがありますが、開閉作業が手間というデメリットがあります。
値段は4,000円から5,000円くらいでした。
男が日傘を使っているとまわりからじろじろ見られるか
例えば日傘を使用して信号あたりで待っているとき。
最初はまわりの人から変な目で見られるのか、かなり気になりました。
自意識過剰なくらいに気になりました。
結論としては、言うほどまわりは気にしてはいないように思います。
ちらっと見られて終わりです。
「日傘男子」というワードがメディアで紹介されているせいもあるでしょう。
「日傘を使う男も世の中にはいる」ということがすべての人の頭のなかに刷り込まれ始めたからでしょうね。
また夏の暑さが年々ヤバくなっていますので、「まあ、男だって日傘くらい使うよね」というふうに認識されているように感じました。
最初の数回は日傘の使用について緊張しましたが、慣れてきたらまわりの目も気にならなくなりました。
ではなぜ日傘を使わなくなったのか
主に理由は2つあります。
毎回折り目に沿って生地を折りたたむのが地味に面倒くさい
自分が不器用な人間というのもあるのですが、日傘を折り目に沿って丁寧に折りたたむのに時間がかかります。
これが地味に面倒くさいのです。
5分の移動であっても、夏はかなり汗をかきます。
その間も日傘を使えばかなり快適に涼しく移動できます。
目的地まで移動して入り口の前に立ち止まり、折りたたみ日傘の骨をすべて折り、折り目に沿って生地をたたみます。
……この作業が地味に面倒くさいのです。
10分、15分の中距離の徒歩移動なら日傘をぜひ使いたい(移動後に折りたたむ面倒くささがあるとわかっていても)と思うのですが、5分くらいの移動なら、まあすぐだし折りたたみ日傘なんて使わなくていいや、となるのです。
その「まあ、このくらいの距離なら使わなくていいや」が積み重なり、気づいたら日傘を使うこと自体が面倒くさくなっていました。
街中のささやかな日陰を探して歩くほうが楽だから
街中にもなんだかんだで日陰はあります。
その断片的な街中の日陰を歩くだけでもじゅうぶん涼しいと感じてしまい、日傘を持つという習慣を作れませんでした。
ちなみに折りたたみが下手で扱いが雑だったため、数ヶ月もしないうちに、先端にちいさな穴が空いてしまいました。晴雨兼用だったため、日傘を活躍させた期間(7・8・9月)以外の雨の日も使っていたせいかもしれません。
そもそも男で日傘を使っている人をあまり見かけない
夏日に日傘を使っている人の97%くらいはやはり女性です(筆者の適当調査)。
街中で、男が日傘を使っているシーンをなかなか見ません。
日傘男子が普及しない理由……考えてみました。
下記のような感じだと思います。
1.やはりまだ「日傘=女性が使うもの」というイメージが強いこと。
2.雨の日に使う傘ですら、数百円のビニール傘が使っている人が多いのに、数千円をわざわざ支払って日傘を使う気にならない人が多い。
3.群れで行動するパターンの男子の場合、自分ひとりだけが日傘をはじめようとしてもまわりがまだ使ってないから、結局使い始めない(友達が比較的少ない男子は日傘男子デビューが早いかも)
今後、日傘男子が増えるために必要なこと
新型コロナウイルスの登場によって、リモートワークが急速に進みました。
新型コロナウイルスという驚異的な外部要因によって、多くの人はリモートワークをせざるを得ない状況が生まれましたよね。
日傘男子が増加するためには、このような「せざるを得ない」という状況が生まれることが必要かと思います。
例えば40度近い猛暑日が1ヶ月くらい続くとします。
その場合、命の危険を感じる暑さなわけですから、男であっても常時(5分ほどのわずかな移動でも)日傘を使って暑さを避けざるを得ないでしょう。
熱中症で毎日1000人が亡くなりました、というようなことが起こったら、男もみんな黙って日傘を持つでしょう。
こういった強制的に日傘を使わないと危険な状況にならないかぎり、日傘男子は増えないのではないかなと感じます。
ちなみに日傘男子として再デビューするなら、今度は長傘にしたい
2019年、2020年は日傘男子活動を休止していましたが、もし再び日傘男子デビューをするなら、今度は長傘タイプの日傘を選ぼうと思っています。
長傘タイプの場合、バッグなどに入らず、左右どちらかの手が常に傘に占領されてしまうのが最大のデメリットです。
しかし、折りたたみタイプと比べて開閉が楽です(開閉が楽!というのは、ほんとに重要だと学びました)。
わずかな移動であっても簡単に使えます。
雨がずっと降る日にビニールの長傘を常に使い続けるような感じで、長いタイプの日傘であれば開閉が楽なので晴れた夏の日も毎日、気軽に使えそうです。
今年の夏の最高気温が毎日35度を超えるようなら……購入を検討します。
はじめて日傘を使う男の人にとって、晴れの日に傘をさすということだけでもハードルが高いです。折りたたみタイプは持ち運びが簡単ですが、ちょっとの移動のたびに傘の骨をいちいち折り、たたむのが面倒です。ほんとうに。
なので、下記のように開閉を簡単にできる『長傘タイプ』のほうが日傘を継続して使えるかもしれません。
だいたいが晴雨兼用なので、雨の日も普通の傘として使えますよ。
日傘を使う男性に対する世間のイメージ。使おうとしている男性の声まとめ(ツイッターの声)
日傘を差している男子をちらほらみかけている人はいるみたいですね。
あとは、使いたいけど、まわりの目を気にして使えずにいる男性も多いようです。
なかには今年(2022年!)日傘デビューをされる男性も。
ここは、思い切って勇気を出して、男性でも日傘を使ってほしいですね。
自分も最初は抵抗ありましたが、すぐにまわりの目は気にならなくなりますよ。
それ以上に、ほんとに涼しくてうれしかったのが印象的でした。
まとめ
今回は男の日傘について、体験して感じたことをあれこれまとめました。
日傘の性能については疑いの余地なく、すごいです。
猛暑日はほんとに活躍してくれます。
ただ、僕自身は丁寧に折りたたむのが面倒くさくて習慣にできませんでした。
折りたたみタイプと長傘タイプの2種類がある場合、僕としては長傘タイプのほうをおすすめです(外歩きが多い方はとくに)。
折りたたみタイプはバッグにしまえて楽でしたけど、開閉が面倒くさかったんです。ほんとに。
1.折りたたみタイプ(使わないときはバッグに入れられるため、持ち運びが楽)
2.晴雨兼用(晴れの日と雨の日のどちらでも使えるタイプ)
3.遮光率99%