1日1食の生活を6年近くしています。
ただ最近、その1食も体にとってわりと負担になっているような気がしています。
そこで、惰性で続いている1日1食生活のその先へ、ということで「微食生活」をしてみました。
もくじ(各リンクから移動できます)
微食(ほぼ不食)とは
微食(びしょく)とは、生ジュース、生野菜など、1食がさらに少なくなった食事のことです。
今回の1日微食生活で口にした唯一の固形物は、りんごでした(上の画像:皮むきりんご。1袋に上記のサイズが4つ入っていました)。
微食(ほぼ不食)生活を試してみようと思ったきっかけ
『食べない人たち 「不食」が人を健康にする』という本がきっかけです。
この本は不食で有名な秋山佳胤(よしたね)さん、森美智代さん、山田鷹夫さんの3人が不食に関してのエピソードをまとめた内容です。
『食べない人たち 「不食」が人を健康にする』のなかに、こんな記述があります。
I先生は長い間、地方の裁判所で判事を務めたのち〜彼女は1日にりんごを1つしか食べないとのことでした。
I先生とは、同じく不食の方として知られている稲葉耶季(やすえ)さんのことです。
この部分を読んで、固形物は1日に1つのりんごだけなら、1日1食を長く続けている自分もできるのはないだろうか、と思って試してみたわけです。
1日微食生活で食べたもの
りんご以外も、ちょっと手を出してしまいましたが……固形物ではないので、とりあえずOKとしました。
1日微食生活で困ったこと
お腹が空いてしかたがないのではないか、と思ったのですが、ぜんぜんそんなことはありません。
1日1食が慣れているせいか、皮むきりんご(アップルスイーツ)だけでもわりとじゅうぶんでした。
ただ、ほかに困ったことがありました。
それは暇のつぶし方でした。
メインの食事の時間がなくなると時間が増えます。
時間が増えてやることがない時間帯に、手持ち無沙汰になり、食事のことが頭に浮かんだりしました。
『食べない人たち』には「人間社会では、食事とはヒマな時間をつぶすための最も有効な方法」とあります。
たしかにこれはそのとおりだなと思います。
食事回数が減ると、趣味がない人はとことん暇になります。
食事回数を減らしたいと考えている方は、時間を忘れるくらいの趣味があると1日2食、1日1食生活も簡単にできると思います。
僕の場合、この日は読書・YouTube鑑賞・散歩・部屋の掃除などをして時間を使っていました。
まとめ(1日微食生活で得られたこと)
食べることを少なくすることは自分の体にとって調子がいいです。
翌日の朝は体がかなり軽かったです。
目覚めもよかったです。
「たいして食べなくても大丈夫」と体とこころで理解することができたことがいちばんの収穫でした。
不食へ少し近づけました。
りんご、はちみつ、塩、水……程度で人はその日を問題なく生きられる。
まあ、1日だけでしたからなんの問題もなかったです。
今回、微食生活をしてあらためて感じたこと。
それは、食べることはなんだかんだ言ってお金がかかるな、ということです。
もし、食べないでも生きていける体であればと考えたら、ちょっとワクワクします。
食べものを買うためのお金のために、働かなくていいわけですからね。
お金がたいしてなくても微食で生きられる、となったら、経済的な理由で自殺をする人も少なくなるかもしれませんね。
とりあえず、今回の微食生活テストで、最小限のお金と最小限の食欲で生きていけるかもしれない、と感じられました。
今後は、微食生活と1日1食の生活を繰り返してみて、感じたことをまとめていきたいと思います。
・はちみつ少々(タリーズのやつ)
・塩少々
・水
・アップルスイーツ(皮むきりんご)