これまで基本的には美容室に通っていました。
ただ、毎回思うこと。
美容室行くの、めんどくさい!
予約をとるのもだるいし、美容師の人との世間話もめんどうだし、長いし。
地味に数千円以上もお金もかかるし(年に3〜4回)。
髪なんて、髪を切りたい!って思ったときが切りたいときなわけで、当日予約なしが最低限の条件だと思うのです。
というわけで、思い切って美容室に行くのをやめました。
でも、髪は伸びるわけで、それは最低限対応しないといけない……ということで、QBハウスを利用することにしました。
QBハウスって知っていますか?
QBハウスとは格安(1200円)でカットをしてくれるヘアカット専門店です。
この記事では、QBハウスを利用した感想・流れ、美容室との比較等をまとめました。
もくじ(各リンクから移動できます)
QBハウスを利用した感想・料金・流れ
チケット購入
まず、入店すると券売機で、チケットを購入します。
券は1種類のみ。
料金は1,350円(2023年4月に1,350円に値上がりしたようです)。
チケットは順番が来るまで手元で持っていないといけないので、なくさないよう注意です。
ちなみに、QBハウスは事前に予約をできないみたいです。
チケットを購入して待っている順番でカットされていきます。
順番を待つ
シートに座って順番を待ちます(コロナ対策で1席あけて座るように区切られている)。
自分が入ったのは平日午後で、2人ほど待っていました。
このときは、10分くらい待ちました。
待ち時間はとくにやることもなく、だいたいスマホをいじっている人が多いです。
美容室みたいに雑誌が用意されていることもないです。
行こうとしている店舗がどれくらい混んでいるのか事前に知りたい人は、QBハウスの公式HPの店舗一覧で該当店舗を検索すると、今現在●人待ちなのか知ることができます。
席に通されてカット開始
荷物を鏡の裏のクローゼットにしまい、シートに座ります。
このタイミングで、チケットをわたします。
で、頭から下を覆うシートをかけられて、どのような髪型にするかを伝えます。
自分はだいたい●ヶ月くらい髪を切ってないので、その分をカットしてください、みたいな感じで伝えました。
すると、だいたい伝わります。
もみあげはどうするか? すいていいか?とか細かい部分も質問されますが、その都度適当に返事すればOK。
髪型の理想があれば、モデルの写真とかを見せたらわかりやすいかも。
カット始めからカット終了までは10数分くらい。
カット始めは、霧吹きで適当に髪をぬらされてから、スピーディーにカットがはじまります。
ちなみに、自分が行った店舗は、担当者が全員男性(30代から40代)でした。以前行ったところは女性の担当者もいました。場所によっては女性がカットしてくれるところもあるみたいです。
QBハウスでは「かゆいところはございませんか」と聞かれることもなかったです。
美容室に行っていると、美容師さんに丁寧に髪を洗われて、「かゆいところはございませんか」と聞かれませんか?
あの質問って地味に困りますよね。
QBハウスのカットであれば、髪を洗うなんてことはないです(適度に霧吹きをかけられるだけ)し、そんな質問をされることはなかったです。
QBハウスでは、どのような会話がおこなわれるのか
カットの間……担当の人と会話は一切なしです!
どこから来たんですか? 休みなんですか? とかの雑談はほんとうに一切なし。
担当の人もそんなゆとりがないのでしょうね。
時間も決まっていますし。
で、その間、自分はただ目の前の鏡を眺めています。
鏡の下には電車内でよく見かける小型のモニターがあって、そこに本日のニュースとかが流れています。
それを熱心に読みます。それくらいしかやることがありません。
まあ、カットは10分くらいなんで、のんびりぼんやり待ちましょう。
メガネの人はメガネをとるので、モニターが見えません。これはお店側に対応してほしいですが、むずかしいかも。
カット終了から退店
頭についた毛を専用の機械で吸い取られ、後頭部の出来を確認して終了。
スタイリングは一切なしです。
簡単に「終わりました」「ありがとうございます」くらいの会話がおこなわれます。
荷物を取ったら、すぐに退店です。
入店から退店まで、ぜんぶで25分くらいです(待ち時間10分、カット時間15分前後)。
びっくりするくらいシンプルな流れで、あっという間でした。
QBハウスと一般的な美容室との金額を比較してみる
年に4回カットをするとします。
QBハウスは1,350円(2023年4月以降)。
美容室は4,000円(カットのみ)とします。
QBハウス……1,350円×4=5,400円
美容室……4,000円×4=16,000円
1年で10,600円の差が出ますね。
10年だと106,000円。
地味にでかいですよね。
QBハウスは当たりハズレがあるのか
まだ3回ほどしか利用していないですが、正直ちょっとわかりません。
いまのところ、毎回違う人がカットをしてくれましたが、安定した髪型です(それほど複雑な髪型を普段からしていない)。
ちなみに、カットを担当してくれる人は選べません。
ランダムです。
ただ、それぞれの方は研修を受けているはずですし、ちゃんとカットスキルは持ち合わせているように思いました。
おそらく当たりハズレについて気にする人というのは、普段から髪の毛に対して、スタイリングとか、細かいな部分を気にする人なのではないでしょうか(要するにモデルのようなおしゃれの意識が高い人だけ)。
その要求の高いカットを求める人からすると、やや高速回転で運営されているQBハウスの担当者の平均的なカットスキルでは満足ができず、「これはハズレだ!」となって、当たりハズレの議論がでるのではないか、と。
でも、思うのですが、QBハウスの売りは、高度なおしゃれカットではないです。
早さ、安さ、最低限の平均的なカット、最低限のサービスが魅力のお店。
これらを求めている人は、おおむねQBハウスの技術に満足できるのではないかと思います。
あと、自分がQBハウス側の人間として考えたら、1人あたり15分弱として、1時間で4人。
それが8時間とすると、1日32人。
32人の人間の髪をカットすると考えたら、夕方とかしんどいですよね……。
とすると、担当の人たちが疲れていない午前中や午後いちばんくらいの、比較的早い時間なら、ちゃんとしたパフォーマンスをしてもらえるのではないかと勝手に思います(当たりハズレを気にして、QBハウスにいけない人はぜひ早めの時間帯がおすすめ)。
ちなみに、毎回、自分が行くときはお昼過ぎくらいです(いまのところハズレなし)。
QBハウスのカットが向いている人
・安さ(誰でも1,350円)を求めている人
・早さ(入店から退店まで30分くらい。待ち時間なしなら15分くらい)を求めている人
・シンプルな髪型をしている人
・黒髪で美容室代を節約したい、美容室へ通うのが面倒くさい(会話をしたり、長時間のカット)と感じている女性
・カラーをしない人
これらの人たちは1回QBハウスに行ってみるのもありだと思います。
美容室での会話が苦手な人(わりと女性)は多いらしい
最近は美容室での会話が苦手な人って多いらしいですね。
まあ、髪の毛を切られている無防備な状況で、プライベートなことってあまり聞かれたくないですよね。
カット中の会話が苦手…なぜ多い? 美容師も対応苦慮、「会話なしプラン」導入する店も
会話が苦手な女性で、QBハウスに通い始めた人っているのでしょうか。
気になったので、ツイッターで調べてみました。
意外にいますね!
美容室って時間はかかりますし、お金もかかります。
今後はQBハウスを利用する女性も増えるんじゃないですかね。
利用したいと思っている人はぜひ一度行ってみてください!
美容院でカットしてもらうのがめんどくさいなら、もうセルフカット
美容院に行くのがめんどうだと感じるなら、そもそも髪を自分で切るのもありかもしれませんね。
それなら、誰にも気をつかわず、楽。
待ち時間もなし。
Youtubeとかでセルフカットを学べば、カット代が節約にもなりますし。
プロ仕様のすきばさみさえ持っておけば、家族の分も切れて、長期的にみたら、かなりの節約にもなりそうです。
まとめ
髪がある間は、もうQBハウスでOKです(一般的な30代男の感想)。
いままでなんであんなに背伸びをして美容室に通っていたんだろうと思いましたね。
自分が美容室の人間でQBハウスの技術を知ったら、ちょっと危機感を持ちますね。
だって、あんな簡単に安く、早く、安定的にカットしてくれたら、誰も美容室なんて通わなくなりますよ。
世間的には、美容室で根掘り葉掘り聞かれたくないっていう声もありますし、QBハウスの最低限の接客こそが、いまいちばん世間が求めているスタイルだと感じます。
QBハウスでハズレについて、うんぬん言う人は、じつは偵察に行っている美容室関連の人なんじゃないかと思うくらいです(勝手な妄想)。
QBハウスというのは美容業界にとっては、おそらく各地につくられるイオンモールみたいなもので、既存のちいさな美容室が集まった商店街組からすると、かなり脅威なのではないかと想像します。
とりあえず、上記で紹介したQBハウスのカットが向いている人に該当する人は、ぜひいちど近くのQBハウスに行ってみてください。
公式HPはこちら。
【その他のこと】
・公式HP カットの流れについて
・女性も利用OKらしいです(でも見かけたことは正直ない)。