先日、タイミー(Timee)でバイトしてみました。
タイミーとはスキマに簡単にバイトをできるサービスです。
橋本環奈さんが出ているCMで知っている人もいるかと思います。
生活のちょっとした隙間を簡単な仕事で埋めたいと考えても、働くとなると、履歴書を書いて、面接とかを受けて・・・など、いろいろと手間が多いです。
ですが、タイミーは面接なし、履歴書も不要、こんなに簡単に仕事までたどり着けるシステムはこれまでになかったはずです。
しかも、タイミーでは仕事が終わった瞬間に、報酬がアプリに反映されていて、すぐさま自分の銀行口座に反映もされています。
これってすごくないですか? ちょっと感動しました。
ちょっとお金がほしくて働きたいときに、やりたい仕事をできるのはありがたいことです。
この記事では、タイミーで軽作業バイトをやってみて感じたことをまとめています。
もくじ(各リンクから移動できます)
タイミー(Timee)で軽作業のスキマバイトをやってみた
さっそく登録をして、タイミーで軽作業案件を申し込みしていました。
ちなみに軽作業とは倉庫みたいなところで、荷物の仕分けをしたり、商品を梱包したり、移動させたりする、わりと肉体労働です。
この軽作業を選んだ理由としては、あまり人とコミュニケーションを取る仕事をしたくなかったから。
口を動かさずに、黙々と作業をできる仕事をしたかったのです。
タイミーで軽作業をやってみて感じたメリット
他の人と話さないでOK
無口で黙々と作業をしたい人は向いていますね。
わからないことがあれば、担当者と話をしますが、それ以外では他のバイトの人と話はしません。
他のバイトの人も、積極的に誰かと会話をしようとしてもいる感じはありませんでした。
コミュ力不足の人間には軽作業環境は、ありがたい。
淡々と単調な作業を繰り返す。
そんなの嫌だよ、という人もいるでしょうが、自分はわりと楽しく仕事できましたね。
これはその人の性格にもよるのでしょうが。
PC作業がないから、そんなに頭を使う必要がない
段ボールがたくさんある倉庫で作業ですから、体を動かすことがメインです。
もう自分が機械のような感じになっていきます。
仕事内容も口頭で説明をされて、理解できるレベルの業務でした。
説明を受けるときに、メモをとる熱心な人もおらず。
あと電話も受ける機械もないですから、コミュ力0でもじゅうぶん働ける現場ですね、軽作業バイトは。
毎日軽作業をするのは飽きそうですが、単発だったら、ちょっとした気分転換にさえなりそうな気がします。
タイミーで軽作業をやってみて感じたデメリット
基本的に立ち仕事で足が疲れる
軽作業の場所って倉庫ですから、基本的に立ち仕事です。
やはり肉体的に疲れます。
おそらく座るのは休憩時のみだと思います。
体力に自信がない人でも1日だけなら持つのではないでしょうかね。
仕事が終わると、足に適度な疲労感があったりします。
腕が全体的にかなり疲れる
軽作業の勤務先での作業内容はタイミー申し込み時は、ピック・検品・仕分けなどが書いてあるかと思います。
実際に勤務先に行って、自分がどの作業に振り分けられるかはその日に決まることが多い印象です。
場合によっては、2リットルのペットボトルのケースを何十回も運ぶように指示される現場もあります。
これはかなりつらいです。
日頃から腕力に自信がある人なら、余裕かもしれませんが……。
倉庫内の移動がけっこう疲れる
軽作業は、頭の労働が1割、体の労働が9割って感じです。
実際にタイミーで働いてみて感じました。
段ボールを運んだり、持ち上げたり、解体したり。
腕にも適度の疲労感が……。
PCがずらっと並ぶオフィスで月曜日から金曜日まで働いているときには感じられない疲労感です。
オフィスワークでは頭脳労働、または人間関係のコミュニケーションによる疲労がメインですから、軽作業の現場での疲労は普段とは違う疲労で新鮮でした。
作業によっては、倉庫内をひたすら移動してピッキング(棚から商品を集める)をするために、足に痛みがある人はちょっとつらいかもしれません。
棚の下の商品をとるために膝を何度も曲げたりするので、膝痛がある人は倉庫での軽作業はちょっとおすすめできないです。
倉庫内がかなり寒い(冬場)
商品を管理している倉庫ですから、基本的に寒いです。
出荷・入荷をする場所と直接つながっているスペースでの作業もあるのでほぼ外と同じ気温となる可能性もあります。
作業をしている人の多くが、上着(ダウンジャケットなど)を着用していました。
季節にもよりますが、ホッカイロとかもあるといいかもしれません。
その現場が寒いかどうかは、これまで働いた人たちがレビューで寒さ・暑さについて書いてくれたりしますから、それを参考にするといいでしょう。
倉庫内がかなり暑い(夏場)
冬と違って、夏は暑いです。かなり。
作業をしながら汗がだらだらでます。
外の気温が35度前後でも、中の作業場はエアコンがないところが多いため、気温が30度近くはあるためです。
勤務先によってはエアコンがあったり、扇風機が置いてあったりしますが、どのような空調設備なのかはそこへ行ってみないとわかりません。
その勤務先のレビューがあれば事前に読んでみましょう。
誰かがエアコン・扇風機の有無について書いてくれている場合もありますので、事前にチェックしてみてください。
タイミーでスキマバイトをするメリット
バイト終わりに、すぐに報酬を受け取れる

タイミーを語る上で、いちばんのメリットはやはりこれでしょう。
バイトが終わり、アプリに報酬が反映されて、すぐに銀行口座に振り込み(手数料0円)できて、引き出せる。
これはすごいです。
1日のバイト終わりに、アプリに金額が反映されていたときはちょっと驚きましたね。
自分はすぐに引き出したわけではないですが、1日分の報酬が目に見える形で表示されると達成感みたいなものもあります。
はじめての仕事を気軽にスピーディーにいろいろ経験できる
1日だけこのバイトをしてみようかなって思って、すぐさま仕事ができるのがタイミーの魅力かな、と感じます。
明日働きたいと思って、明日の募集が空いていたら、明日すぐに働けることだってできます。
これまでは、仕事したいって思ってから、履歴書をつくって、応募して、面接を受けて、結果を待って、だめだったら、また1から探して……仕事開始までが長い!
途中で絶対に面倒くさくなります。
でもタイミーは仕事したい!→明日すぐにやる!→すぐ報酬ももらえる!
この流れがスマホのアプリ1つで完結します。
まだまだ未知数ですが、タイミーは今後利用者が増えるでしょうね。
もう2度とやりたくないバイトなら、もうやらずに済む
こういうスキマバイトは基本的に1日単位ですから、「こんなバイト、2度とやりたくない」と感じたら、もう2度と申し込まなければいいわけです。
これもほんとにありがたいです。
タイミーでは、報酬も1日分の労働が終わったタイミングで反映されてますから、そのバイト先とはすっきり縁を切れます。
そのバイトは、心の中のもう2度とやりたくないバイトリストに載せておけば良いでしょう。
慣れてきたら、同じバイトを何度もできる
このバイトよかった!またやりたい!ってときは、募集があれば、別日でも申し込みできます。
2回目以降は仕事内容もある程度わかるし、作業初日と違って、覚えることがない分、負担少なくバイトに集中できます。
ただし、タイミーでは同じ企業では月間で78,000円未満、年間で28万円未満までしか働けないようです。
タイミーでスキマバイトをするデメリット
仕事の種類がまだ少ない
タイミーでは飲食店、軽作業、デリバリー、コンビニの募集がメインです。
まあ、バイトなのでこのあたりが基本的にはなるでしょう。
ただ、中には、珍しそうなバイト(訪問介護のドライバー、一流ホテルの配膳系、大学の食堂のトレーの広告貼り作業)などもあり、探し方にはよっては、掘り出し物もあるかもしれないです。
募集の1割〜2割くらいはコンビニ(主にセブンとファミマ)ですが、これらは過去に働いていた人だけしかタイミーで働けません。
タイミー経由で、コンビニでも働きたいのですが、さすがに1日のみのバイトに、1からレジ業務とか教えている時間はないでしょうし、残念ながら自分は対象外です。
コンビニでかつて働いた経験がある人は、「ちょっと働くか」ってときに、タイミーでコンビニを選べるので、良さそうです。
タイミーでバイトを選ぶ際の服装のアドバイス
服装自由のバイトは軽作業系が多いような印象を受けました。
飲食店・オフィスワークなどの募集もありますが、募集内容に「黒いパンツ」みたいな記述が多いです。
黒デニム・黒チノパンがあったほうが、選べるバイトの幅が広がると思います。
勤務時間中、自身の手荷物はどう管理するか
勤務先によっては、ロッカー(鍵をかけられないケースも)を用意してくれている場合もあります。
しかし、軽作業ワークの場所では基本的にデスク・椅子・ボックスがあって、そのあたりに雑然と置いておくみたいな感じです。
なので、作業中の貴重品は自己管理が原則で、身につけておくようにうながされることが多いです。
というわけで、基本的には財布とスマホをポケットに入れた状態での作業になるかと思います。
長財布を持っていると、ポケットに入れるのが難しくなりますので、できればコンパクトなお財布を持っていくのがおすすめですね。
タイミーで出勤・退勤するときはどうするのか
出勤時は行った先の企業の控室などに、QRコードを書かれた紙が印刷されているかと思います。
で、そのQRコードをご自身のスマホ(タイミーアプリを立ち上げて、該当の勤務日の『QRコードを読み込む』のところ)で読み取ればOKです。
退勤時も、同じく企業が用意してくれているQRコードを読み込むだけ。
出勤退勤の管理はシンプルなので、はじめて働く人もわかりやすいかと思います。
まとめ
ちょっとした時間にバイトができるって、「お金がもらえる気分転換」みたいな感じがしますね。
しかもこういうスキマバイトって1日ですし、雰囲気がだめだったとしても、1日耐えるだけでいいですし、気分的にも楽。
ちょっとした隙間にバイトをするという使い方もありですし、社会復帰をしたい人にとっても、就業までのハードルが限りなく低いですから、使えると思います。
これは自己肯定感を高めたり、芽生えた労働欲を枯らさないためにもいいような気がします。
働きたいけど、面接とか、履歴書作成って面倒くさいですからね。
とりあえず、これからも、タイミーで定期的にいろんなバイトをしてみようと思います。