本を読みたいとき、本をその都度買える経済的な余裕がない場合、図書館を利用する人が多いのではないでしょうか。
僕の場合、図書館を利用したいとずっと思っていたのですが、図書館の本に触れることに少し抵抗がありました。
不特定多数の人が、汚い手で触ってそのままその場所に置かれている……みたいな。
そのようなイメージがあり、図書館の本を読むことを避けてきたのですが最近、図書館に設置されている消毒機を発見しました。
本の消毒機(ブックシャワー)です。
使ったことありますか?
この記事では、図書館にある本の消毒機(ブックシャワー)を使ってみて感じたことをまとめました。
もくじ(各リンクから移動できます)
消毒機(ブックシャワー)とは

図書館に設置されている冷蔵庫型の機械。
ブックシャワーという本専用の消毒機です。
本についた細菌やほこりを除去してくれます。
使い方は簡単。
1.本を広げてなかに固定する
2.扉を閉じてスタートを押して30秒待つ
すると、機械のなかで紫外線による消毒、さらには微風が吹いて本に汚れが落とされる仕組みです。
このブックシャワーでは、一度の稼働で2冊を消毒してくれます。
ちなみにこの消毒作業は、無料です。
消毒機(ブックシャワー)を使ってみて感じたこと
消毒された本を手に取ってみて感じること。
……消毒される前との違いがまったくわからない。
本に付着していた菌そのものは目に見えませんから、違いがわかるはずなんてないですよね。
……とりあえず、消毒されている風景を目の前で見ているので、頭のなかの固定概念(図書館の本=汚い)は取り去られたように感じました。
インフルエンザ、コロナなどで普段から菌について敏感になっている社会ですから、この手の消毒機の存在はありがたいですね。
本の消毒機(ブックシャワー)の登場により、図書館の本を消毒・除菌できて、新品の本の綺麗さに近い状態からで2週間近くも借りられるのはありがたいです。
いままで紙の本を消毒・除菌できるなんて思ったことがありませんでしたから。
それでも図書館の本は汚いと感じて触りたくない人は
図書館の電子書籍貸出サービスを使う
図書館によっては、HPから電子書籍貸出サービスを利用できるところもあります。
スマホやタブレットがあれば、自分の端末に図書館の本を借りて読むことができます。
これなら、誰かが触った本を直接的に触ることもないですから、汚さとは無縁です。
ただ、紙の本とは違って、ラインナップに限りがありますから、読みたい本はない可能性が高いかもしれません。
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kindle unlimitedで読む
図書館から離れてしまうのですが、kindle unlimitedもいいかもしれません(有料ですが)。
毎月980円で200万冊以上が読み放題です。
図書館ナビでざっと見てみると、一般的な街の図書館の蔵書数は約20万冊くらいでした。
まあ、kindle unlimitedなら毎月980円で図書館10個くらいが持てるようなものですね。
そう考えたら、すごい。
kindle unlimitedまあ、新作が置かれるまでに時間がかかる図書館みたいなものです。
ただ、本屋(立ち読み)や図書館とかで読みづらい雑誌とかを、自分のスマホやタブレットでこっそり読み放題できるのはkindle unlimited図書館っていろいろな人の目があって、恥ずかしい本って読みづらいですからね。
まとめ
あるデータによると、6分間の読書によってストレスが68%も削減されるそうです。
本は高いから買わない……。
図書館の本は無料だけど汚いから利用しない……。
よって……読書はしません!となっていた人には、図書館のブックシャワーで読書習慣を無料で作るチャンスかもしれません。
図書館の本が汚くて図書館を敬遠していた人は、ぜひとも本の消毒機(ブックシャワー)を利用してみてください。
図書館の利用頻度が増えれば書籍代の節約にもなりますよ。
そして、無料で知識の貯金ができます。
ちなみにこの『本の消毒機(ブックシャワー)』はどこの図書館にもあるわけではないようです。
まずは近所の図書館にあるかチェックしてみると良いでしょう。